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漂流教室 No.24「無職生活 4ヶ月 新たな決断」

日の経つのは早いモノで、無職になってからもうすぐ4ヶ月。
仕事に行かないんだから、
「アレもやるぞ、コレもやるぞ」と思っていたんですが、
案外何にもできていない。
 
午前中は散歩して、
お昼ご飯を食べて、
午後は買い物して、晩ご飯の用意をするともう夕方。
 
その合間合間に、ちょっと絵を描いたり、本を読んだり。
あ、映画にも行ったな。
 
実はWEBライターになろうとして、記事を2本ばかり書きました。
しかし、なかなかむずかしい。
思いつくままに駄文をモノするのは楽しいんですが(こんな風にね)、
人様の注文通りに書いたり見出しを付けたり、文字を飾ったりするのは
あまり楽しくない。
だから、記事2本で終了。
 
で、無職生活をしていると教員時代は必需品だったモノを触らなくなりました。
 
まず、スーツにネクタイ。
全然必要ない。
もっとも、教員時代からスーツにネクタイはイヤだった。
だって、結構肉体労働ですよ。
おまけにチョークの粉でスーツはすぐ汚れちゃうし。
 
4月以降、ネクタイをしたのは2回だけ。
お通夜の時だけです。
 
腕時計。
授業では必需品だったけれど、無職生活には必要ない。
人間、そうそう分刻みで動かなきゃならんことはない。
ただし映画を見るときだけは腕時計を付けていきます。
上映中にスマホを光らせてはいけませんから。
 
手帳。
予定なんか何もない。
リフォームの打ち合わせとか、町内会の会議ぐらいならカレンダーに書き込めば十分。
 
かばん。
いやあ、身軽になった。
財布とスマホは六十歳の誕生日に家族からもらったボディバッグに入れています。
 


ありがたや


 
そして、おそらく4月以降一度も使っていないのが、目覚まし時計。
これはホントによろしい。
精神衛生上こんなにいいことはない。
 
という無職ライフではありますが、
そろそろ社会復帰もせにゃならんかな?とも思う。
経済的なこともありますし、なによりなまる。
体もなまるし、こころもなまる。
しなければならないことがないと、ついついいらんことを考えてしまう。
 
「あのとき、あのバカ校長にこう言ってやればよかった。」
「あのときはアホ教頭をつるし上げるべきだった。」
「あのクソ校長の妄言を録音しとくんだったなあ!」
「あのモンペ(モンスターペアレント)、訴えてやりゃよかった。」
 
これはイカン。
精神衛生上とてもイカン。
やはり小人が閑居してもいいことはない。
少しやるべきことを作らねば。
 
お仕事をしようと思います。
 
何をするかって?
まあ、私にできることといえば限られています。
 
国語を教えること。
これしかない。
 
9月から国語しか教えない塾を始めます。
高校入試と大学共通テストの演習と解説の塾。
だから、生徒は中学3年生と高校3年生に限定。
ニッチを突いていく。(生徒さんくるかなあ?)
 
場所はこの建物のすぐ裏です。
 

市内の方ならわかりますね?


この建物の近くにお住まい、あるいは近隣の学校に通学していて、
中3生、高3生で国語の得点力を上げたい方。
あるいはその方のお母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃん。
もしくはそんな生徒をご存じの方。
是非ご一報を。
 
高校教師を34年。
つまり高校入試の採点をすること34回。
4校に勤務し、すべて進学校。
担任が28回。28回のうち学年主任が9回。
3年生の担任は10回。
3年生の授業を受け持ったのが20回。
受験問題の添削や小論文指導は毎年。(つまり34年)
 
ええ仕事しまっせ。




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