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現地コーディネーターご紹介:Thinkers サマーキャンプ


サマースクールのコーディネーターを務めさせて頂きます、福岡県在住の泉泰子と申します。県内の中学高校で8年程教職を務めた後、県警の職員に転身し非行少年の立ち直り支援をする少年育成指導官を17年間勤めました。

今思うと当時出会った子どもたちの中にも、ギフテッドの特性を正しく理解されずに虐待を受けるなどし、自己肯定感を持てないまま非行に走っていた子も多くいたように思います。

また、自身の小学生になる娘がギフテッドと学習障がいを併せ持つ2Eです。娘は小学1年生のころから不登校になり、初めて娘のギフテッドに気が付きました。学校教育の中で生きづらさを感じていたようです。

そのような中、昨年、日米ギフテッド教育協会の講座でシャロン・マエダ先生、大石貴子先生からギフテッド教育を勉強し、『ギフテッド教育 個別最適化 初級』の資格を取得することとなりました。

資格所得の過程で、ギフテッド教育の手法を日本の子供たちに実践して、レポートを書くという課題がありました。そこで、チームメイトでもありました松行輝昌先生と共に、福岡県の宗像大島にて、ギフテッド・サマースクールを試験的に開催いたしました。

不登校で学校の授業を嫌がっていた娘が、ギフテッド教育の手法を取り入れたプログラムではイキイキと課題をこなす姿に、心から驚きました。そして、ギフテッド教育の有効性を確信し、今回、Thinkers サマーキャンプの現地コーディネーターを務めさせていただくことになりました。

日本で行き場を失ったギフテッド児を救いたい、普段学校でどうしても浮いてしまい、分かり合える友達ができにくいギフテッド児に、このサマーキャンプでかけがえのない友達を作ってあげたい!

そんな想いから今回の現地コーディネーターを務めさせて頂きます。ギフテッドの子どもたちが、本来の自分を存分に発揮できる素敵な夏の一ページになることを願っています。


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