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コロナ禍で、日本から「時間に拘束されない」アメリカのオンライン授業を受けることになった息子

いきさつ

2020年の5月、日本とカルフォルニアではまだコロナの感染がおだやかだった頃、日本の家族が病気になったため、家事手伝いのために息子と一緒に日本に一時帰国する決心をしました。

病気になった家族のことが心配で、無我夢中でしたが、大変な旅でした。

ロサンゼルスから東京への飛行機では、息子は起きている間はマスクをつけてくれますが、寝ている間は無意識の間にマスクを外してしまったり。羽田空港についてからのPCR検査が苦痛で怒って泣いてしまったり。
そのあとは、東京周辺で2週間の隔離生活を経て、国内線乗り継ぎで田舎に飛び、さらに実家で2週間の隔離生活。4週間も、ほぼ息子と家にこもっていました。

そうこうしているうちに、日本でもカリフォルニアでも感染拡大しているとのニュースが流れるようになりました。

息子のアメリカの学校は8月中旬に始まるため、8月11日に帰りのチケットをとていたのですが、その飛行機は直前に欠航になってしまいました。また、アメリカの小学校も、全面的にオンラインに切り替えるとの連絡がありました。

そこで急遽、日本の学校も探して、しばらく日本滞在を伸ばすことを考えました。ただ問題は、息子は誕生日の関係で、日本の学校では1年生、アメリカの学校ではもう2年生で、日本の学校に行っていてもアメリカに帰った後、2年生になれないのではという悩みがありました。

カリフォルニアの息子の小学校: 
コロナ禍 3つの通学オプション

8月、カリフォルニアの私の子供が通う公立の小学校では、コロナ対策として、3つのオプションが用意されました。

・ハイブリッド (時短通学とオンライン授業)
・オンライン授業 (学校のある時間、ずっとZoom授業がある)
・時間に拘束されないオンライン授業 (週末に1週間分の課題が出されて、それを提出することで出席とみなされる。Zoom授業は週に2回、1時間ずつのみ)

学校に相談してみたところ、「日本に滞在しているのなら、普通のオンライン授業は時差のため受講は難しいと思うので、時間に拘束されないオンライン授業にすればいいよ。緊急事態だし、柔軟にサポートするよ!」と言ってくれました。

そういうことで、息子は「時間に拘束されないオンライン授業」を受講することになりました。
息子には日中は日本の学校に行ってもらい、放課後、アメリカの学校の課題をさせることとなりました。

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