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事件についてインタビュー形式でお答えします

Q 端的に言うと、どのような事件ですか?

A 日本語教師である私が、業務中にネパール人男性から暴行・傷害を受けた事件です。

Q なぜあなたが被害者になったのですか?

A この被疑者の交際相手である女性が、私が勤める日本語学校に在籍しています。事件の前日にこの女性学生から「彼氏からDVを受けてる。命の危険を感じているので、家に帰りたくない」と相談を受けていました。そこで、学校としては人命を第一優先と考え、保護して安全な場所に滞在させていました。DV被害証明のため病院につれていく途中、荷物を取りに一時的に自宅に寄った際に被疑者と遭遇し、逆上され暴行傷害の被害を受けました。

Q 被疑者のDVとはどのようなものですか?

A 平手打ち、殴る、蹴る、包丁を首に突き立てる、などです。女性学生と被疑者の間に学校が入って話し合いを持ちましたが、このとき被疑者男性は日常的にDVをしていたことを認めています。

Q DVについて警察には相談していないのですか?

A 女性学生から管轄の警察署に相談したり、騒ぎを聞いて近所の方が通報して被疑者男性は本件暴行傷害事件より前に、数度にわたって検挙されていると判明しました。女性学生は、報復を恐れて被害届けを出すことができませんでした。

Q 学校としてはどのような方針で対応する予定でしたか?

A 人命尊重を第一とする措置に加え、DVという犯罪被害を認知した以上は警察に通報し、被疑者男性を検挙、逮捕させる方針で対応することになっていました。そのため、DV被害の診断書を取ってから警察に改めて相談しようとしていたところで発生した事件ということになります。

Q その男性はすぐに逮捕されなかったのですか?

A 私は事件現場で警察官に「被害届を出しますか?」と聞かれたので、「はい、出します」と申告しました。病院で診察を受けて診断書を取りたいと思いましたが、警察官が「病院の前に警察署に寄って調書を作らせてもらっていいですか?」と言われたので、素直に従い警察署に出頭しました。被害についての調書作成は、15時から20時くらいまでかかり、学校の職員に手配してもらっていた数件の病院にはどれも間に合いませんでした。刑事さんに「今から行ける病院はありませんか?」と聞きましたが、「今の時間はないでしょうね。」と言われ、先に病院に行くべきだったと思いました。結局、被害届の容疑は「暴行」となっており、「傷害」でないことに疑問を持ちましたが、その日はそのまま帰りました。22時ごろ、男性はすでに釈放されていると聞いて驚きました。

Q 男性が逮捕された容疑は何ですか?

被疑者男性は、私への傷害で逮捕される前に、不法侵入の現行犯で逮捕されています。これは、本件事件の発生の夜、警察署から友人の家へ帰宅した後、翌朝女性学生の家に荷物を取りに舞い戻り、近所の部屋から入ろうとして通報されたという情報が入っています。傷害容疑についてはは、私が診断書を提出した後、再逮捕という形となっています。

Q 被疑者は今後どうなると思いますか?

A 被疑者男性は酒に酔うと何をするかわからない性格をしています。もし、釈放されれば女性学生や日本語学校に対する報復をほのめかす発言をしています。また、女性学生と交際しながら、法律上の妻が存在して、この妻も自ら女性学生と被疑者男性の交際を公認、応援するというような一般には理解し難い関係となっています。偽装結婚の疑いや、在留資格取消の問題が生じるでしょう。

Q 男性の在留資格は何ですか?

A 永住ビザを持つタイ人妻の配偶者、つまり「家族滞在ビザ」です。これは、妻の扶養を前提に、同じ住所で生活することを前提としています。住民票上の住所は、茨城県に夫婦ともにありながら、妻は東京都内に居住しながらタイ料理屋を経営し、夫である被疑者男性は女性留学生と大阪府内で同棲するという状態でした。女性学生は2022年05月03日に関西国際空港から入国していて、これを迎えるところから被疑者男性は一緒に暮らし始めています。男性の中長期滞在ビザは「中長期滞在ビザ」で、入管法上90日以内に住所変更の届け出をする義務がありますが、居住実態のない茨城県に住所を置いたまま、2022年8月15日に、この3人が連れ立って東京入管におもむき、男性の在留資格更新申請をしています。男性が逮捕勾留中にこの更新申請に対して許可がおりたという情報がありますが、2022年10月05日現在、大阪府内で勾留中なので在留カードを受け取っていません。女性学生の署名つき証言書により明らかになっていますが、この永住ビザ妻は居住実態を明らかに偽って男性の家族滞在ビザ取得に加担していることはあきらかで、在留資格等不正取得罪が疑われています。

Q 永住ビザ妻と男性は偽装結婚ではないのですか?

A 私の個人的な心証では、偽装結婚であると思っています。17歳差であることのみをもって偽装であるとは言えませんが、この永住ビザ妻は女性学生に対して、男性をかばい、許しを求めるようなメッセージを大量に送信しています。このやりとりは英語でなされていますが、私は証拠として全記録を入手しており、現在解析中です。解析が進めば、この永住ビザ妻がどのような立場で、どのように振る舞ってきたのかが明らかになると思います。

Q 最終的にあなたはどうしたいですか?

私としては、まず私に対する傷害という不法行為について、損害賠償を求めます。そのため様々な調査を進めてきましたが、在留資格更新申請の虚偽申請の疑い、偽装結婚の疑いなどが浮上しました。彼らの行為が犯罪を構成するとすれば、しかるべき機関に通報または告発するなどして、最終的には退去強制などの厳しい処分が下ることもあってしかるべきであると考えています。

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