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おまえは「NEEDY GIRL OVERDOSE」で内なる孤独と向き合え

よくきたな。おれは****だ。Bloodborneっぽいゲームを探している。見かけたら教えてくれ。本来であればおれはELDEN RINGやThymesiaについての記事をこの時期に公開しているはずだったが、できなかった。そのどちらも発売が延期したからだ。Lies of PはTikTokで動画を上げているばかりだし、SOURCE OF MADNESSも一向にAct 3がリリースされないので、おれは再びBloodborneっぽいゲームを探す旅に出た。その途上で興味深いゲームと出会ったので、今回紹介したい。それが「NEEDY GIRL OVERDOSE」だ。



この記事は社会派コラムニスト、逆噴射聡一郎氏の独特な文体を少し真似て作られています。氏の記事に興味があればこちらからどうぞ。


ADVを舐めてるやつは腰抜け

ゲーム画面より

このゲームはADVだ。真の男のためのゲームといえば大体FPSかアクションであり、それはおまえをメキシコに放り出し、おまえはそこでガンガンと鋼のように鍛え上げられる。そうでなければしぬ・・・そういう殺伐としたものだ。だからおまえは「このゲームはADVだ」と聞いておれのことを完全にみくびっただろう。「ADVってベイブとイチャつくだけのゲームでしょ?選択肢をポチポチしてれば簡単にクリアできるし・・・」おまえの思考はみえみえであり、これはそうとう早とちりであることが完全に証明されている。このゲームの存在によってだ。このゲームもメキシコで溢れており、個人的主幹とかで舐めてるやつはすぐに惨めな死体となる。実を言えばおれも最初はADVのことをみくびっていたが、このゲームをプレイして認識を改めなければならないことを理解した。だからこうして今おまえに話しているというわけだ。




先に言っておくが、おれはネタバレに一切容赦が無い。そもそもネタバレとかいう概念に興味が無い。獣蠢くヤーナムでは「ネタバレ注意」の立て看板など一発で破壊され、知ったような顔してネタバレをぶつけてくるあほも、逆にネタバレを気にしすぎてネタバレ警察する腰抜けも、どっちも喰われて死ぬ。そんなやつらに構っている暇はない。今からおれはおまえにこのゲームのことを話さなくてはならず、それにはネタバレ要素も含まれる。それが嫌なやつは今すぐSteamでこのゲームを買ってプレイしてから、またここに来い。





登場人物とかあらすじとか

Steam ストアページより

このゲームはとてもシンプルであり、登場人物は主に2人しかいない。ヒロインである「あめちゃん」とその「ピ」であるおまえ自身だ。「ピ」が何なのかは明言されてないので、おまえの中で答えを見つけろ。このゲームは2人が同棲をするところから始まる。「あめちゃん」は顏だけは底抜けに良いが、性格とかその他全部はカスだ。カスだが自前の顔の良さと承認欲求の高さを活かして、オタクに媚びることができる。おまえはこいつを操ってネットで配信をさせ、フォロワーを100万人集めオタクどもからカネを巻き上げてSUCCESSするのが目的となる。一方、現代社会ではオタクにとか関係なく誰かに媚びるとストレスが非常に溜まることが証明されているので、おまえは「あめちゃん」のメンタルをケアしながらうまくやっていかなくてはならない。そのための真っ当な方法も用意されているが、大抵はドラッグをやらせるか、ファックした方が遥かに効率が良い。そういうゲームだ。

ここまで読んでおまえは察しただろう。「ピ」であるおまえがこれからすることは、どう考えても真の男のそれではなく、コナンの故郷を滅ぼしたタルサ・ドゥームの所業に近いからだ。おまえはこれから、タルサドゥームと同じことをやる。おれの話を聞いて、ショックのあまりおまえは飲んでいた有機バターコーヒーのカップを取り落とし、膝ががくがくになっただろう。そしておれに怒りと哀しみの目を向けるはずだ。「HEY・・・?What Are You Dooing・・・?」おれはELDEN RINGとかが発売延期になったことで脳に深刻なダメージを負い、おまえにこんな残酷なことをさせるようになってしまったのか?答えは当然NOだ。おまえも知っている通り、現代社会はタルサドゥームの罠で溢れかえっており、みんなスマッホをピコピコしてあほな予測変換とか業者RTに踊らされて、どうしようもない。そうなってしまっている今だからこそ、おまえはタルサドゥームの手口や罠を知り、現実でこれを巧みに躱しながら生きていかなくてはならない。ベイブとおまえがこれから体験するような、様々な破滅を通してだ。

「そんな・・・真の男になれないばかりか、タルサドゥームになっちゃうの?おうちにかえりたいょ・・・」今更そんな泣き言を言っても無駄だ。というか、その泣き言は間違っている。別にタルサドゥームを知ったところで、タルサドゥームになるわけではない。変に感化されてタルサドゥームの手下になる可能性なら0.000001%くらいあるかもしれないが、大丈夫だ、おれが付いている。

おまえは「にゃるら」氏を知らない


あと、この手の内容のゲームが世に出ると、おまえのようなトチ狂ったやつが「何も知らないくせにスーパーチャッとをばかにしてる!みんな真剣にやってるのに!!!!!!!!」とかツイッターアーで作者にいちゃもんをつけ始める。これは100000%確実なことだ。何も知らないのはおまえの方であり、炎上の片棒を担ごうとして完全にどうしようもない。おまえはシナリオ作者である「にゃるら」氏を知らないから、そんな軽薄なことをしてしまうのだ。おれは知っている。おれは氏が書いた「承認欲求女子図鑑~SNSで出会ったヤバい女子たち~」というネクロノミコンを所持しており、このゲームの発売前に一気読みした。これにはSNSに生息する「あめちゃん」のようなヤバい女子の生態が、氏のフェイス・トゥ・フェイスな経験から詳細に記されており、非常に価値が高い。「にゃるら」氏はそういう抜き差しならない世界を渡り歩いてきた・・・そう、つまりコナンであり、バンデラスだ。そういう経緯で、おれは氏がその手のベイブについて造詣が深いことを事前に把握していた。加えて、氏は普段からnoteというメキシコ荒野を歩きながら、日々人生への洞察を深めた内容の記事を発信している。だから、こいつのいうこと、要するにこのゲームの内容は信頼して良い。


(勿論、このゲームが「にゃるら」氏の手だけで作られたわけではない。とてつもなく強固なマリアッチによって作られたことを、おまえに伝えておく。詳しいことは上の記事を読めば分かる)





なんとか発売日にフォロワー100万人を達成できた。おれがその辺のYoutubeの配信とかを見て知ったような口をきくエアプ野郎ではないことは、完全に証明された形だ。
2022年1月23日追記分。おれは全実績を解除し、このサイケデリック疑似メキシコを踏破した。「Megaten」「Happy End World」の解除条件だけ分からなかったが、インターネットの先人がサボテンに刻んだメッセージのおかげで難を逃れた。真の男たちに敬意と感謝を。





おまえが陥るであろう落とし穴

とにかくおれが言いたいことは「NEEDY GIRL OVERDOSE」をやれ、ということだ。だがおまえがいきなりこのゲームをスタートして、一発でエンディングまで迎えられると思ったら大間違いだ。このゲームには様々な落とし穴があり、油断すると簡単に落っこちて死ぬ。何をすると死ぬのかおまえは理解しなくてはならない。いくつか紹介しておく。


・既読無視すると死ぬ

ゲームの冒頭で「既読無視は人間のすることじゃない」と釘を刺される。だがおまえはこのゲームを始めたばかりで舐め腐っており、「おれは誰にも縛られない・・・だからJINEとかも全然みない。ベイブに縛られないおれかっこいい」とかアナーキーぶりだす。なので「あめちゃん」に愛想を尽かされ即バッドエンドになる。この時点でおまえはここがメキシコであることを認識するだろう。そのうちステータス値の調整に躍起になっている時に限って既読無視して終わるケースをいっぱい経験する羽目になるので、おまえは絶えずJINEを見る癖を付けなくてはならない。

・カネが無いと死ぬ

リアルでは当たり前のことだが、このゲームでもそうだ。だがこのゲームのステータスにカネの概念は無い。どういうことか?おまえはDay3くらいで家賃の督促状が来るはずなので、Day10までにフォロワーを1万人集め、収益化を通す必要がある。だが無名の配信者が1万人フォロワーを集めるのは至難の業であり、ここでまずおまえはどういう動きをすれば良いのかを徹底的に分からされる。

・病まないと死ぬ

「あめちゃん」は最初からメンタルが相当やられており、承認欲求の塊だ。誰かに認知してもらわないと死ぬ。そういう生き物だ。逆に言えば、病んでることが「あめちゃん」の配信への行動原理であり、病んでないと承認欲求とかは霧散する。病み度がゼロになると「あめちゃん」は健全なベイブになって配信者をやめてしまう。それ自体が良いことなのかはおまえが決めることだが、少なくともこのゲームではバッドエンドとなる。

・えっちしすぎると死ぬ

さっきも言ったが、メンタルケアの一環としておまえは「あめちゃん」とファックできる。青少年のなんかには配慮してるので直接的な描写は無い。愛し合ってる2人がMAKE LOVEすることは極めて自然なことであり、これを選ぶと大幅にストレスが減って好感度が増える。外出するよりも効果が高く、相当価値の高い選択肢であることが分かるだろう。だが調子に乗ってこればかり選んでると、「あめちゃん」が性依存になってえっちしかできなくなる。当然ゲームオーバーだ。

・ドラッグをキメすぎると死ぬ

ファックと同様、メンタルケアの一環として薬物の過剰摂取ができる。これはやみ度と引き換えにストレスを大きく下げられる。やみ度を上げすぎておまえが死ぬことはないので、ベイブとファックするよりも安心して選べる。だが「まほうのきって」は別だ。こいつもめちゃくちゃストレスを下げられるが、使い続けると「あめちゃん」がアッチの世界へ行って終わる。

・ハッパを吸って配信すると死ぬ

読んで字の如くだ。おまえは「やみはいしん」をするとフォロワーの伸びが良いことに気付くだろうが、「あめちゃん」は頭がパーなので調子に乗ってると「まほうのけむり」を吸いながら配信し始める。おまえは知らないかもしれないが、ヤバいドラッグをやってる様を配信をすると、そいつの人生は終わる。このゲームでも例外ではないということだ。

・えっちな配信に出演すると死ぬ

読んで字の如くだ。おまえは「えっちなはいしん」をするとフォロワーの伸びが良いことに気付くだろうが、「あめちゃん」は頭がパーなので調子に乗ってると「そういう配信」をし始める。おまえは知らないかもしれないが、大衆的な配信サイトで「そういう配信」を始めると100%BANされる。仮にそっち系の配信サイトで「そういう配信」を始めたやつもたぶん帰ってこれない。このゲームでも例外ではないということだ。

・陰謀論を極めると死ぬ

読んで字の如くだ。おまえは「いんぼうろん」を配信するとフォロワーの伸びが良いことに気付くだろうが、「あめちゃん」は頭がパーなので調子に乗ってるとハッパとかをやって自己流の陰謀論を展開し始め・・・自分で宗教を立ち上げる。おまえは知らないかもしれないが、人は宗教の開祖になると世界の救済に忙しいので、フォロワー100万人とかどうでもよくなる。このゲームでも例外ではないということだ。

・愛が重すぎると死ぬ

これはADVなので好感度が大事なのはお前でも分かるだろう。なのでおまえはベイブとファックしたりイチャつくことで好感度を積極的に上げていきたくなる。だが開始時点で「あめちゃん」は「ピ」であるおまえのことが大好きなので、上げすぎると「あめちゃん」がJINEで愛を囁くばかりになって終わる

・愛が足りないと死ぬ

これはADVなので好感度が大事なのはお前でも分かるだろう。おまえがフォロワーの伸びが良いからと言って「えっちなはいしん」と「ASMR」ばっかりやってると好感度が下がり、ゼロになると他の配信者に寝取られて終わる。好感度に関しては極端なことをするとサボテンの毒が回って死ぬことを、おまえは理解しなくてはならない。


完全に余談だが、好感度が高いときは大体上機嫌だ。上機嫌な顔の良いベイブはそれだけでSO HOTなので、見ていて癒される・・・oasis・・・。


・ストレスを溜めすぎると死ぬ

ゲーム中でおまえは「あめちゃん」のストレス管理に終始することになるが、ストレスのことばかり気にしてると配信ができないことに気づき、「ちょっとくらいなら良いかな・・・」とストレスが80とか90とかのまま放置しだす。すると「あめちゃん」は最初からメンタルが終わってるのでリストカットをし始める。だがリストカットをしても人は死なないし、逆に脳内物質がいっぱい出るのでストレスが下がってストレスの最大値が上がる。なので、おまえはむしろ「最大値が増えるんなら更に無理してもいいじゃん!」とか思い始める。おまえはこの時点でタルサドゥームの巧妙な罠に頭まで浸かっており、そのまま更に放置してるとストレスが爆発して「あめちゃん」がキレてどっか行くか、配信中にゲロを吐いたせいで世間の好奇の目に晒されて完全に頭が壊れる。他のステータス値は振り切れたら大抵すぐにバッドエンドに入るので、完全にこちらの油断を誘っているのが分かる。おれはよく終盤でストレス管理を誤って終了し、その度にテキーらを飲んだ・・・・。プレイヤー自身のストレス管理も必要だ。


おまえはこういう罠をかいくぐりながらエンディングまで到達しないとならない。そうして辿り着くエンディングは無数にあるが、全てがハッピーエンドになるわけでもない。何ならおまえにとってのハッピーエンドは、その中にないかもしれない。おまえは絶望するかもしれないが、それが人生だ。


内なる孤独と向き合え

おまえはこのゲームを通して、彼女との様々なSUCCESSと破滅を体験する。だが、それだけではおまえは真の男になれない。Ghost おb Tsushimaで境井 仁が様々な自然風景から和歌を詠んだように、おまえはあらゆるコンピュータゲームからインスピレーションを得て己の血肉にしなければならない。真の男にはそれが求められる。プレイした以上は、おまえはこのゲームから何かを学び取らなくてはならない。できなければ単にタルサドゥームの真似事をしただけであり、完全に時間の無駄だ。「おれのプレイにはなにも意味がなかった・・・」そう言っておまえは哭いて酒に溺れ、酒場でくだを巻くようになり、慰めに来たベイブと恋に落ち・・・家庭を支えるためにスマッホをピコピコするばかりになり・・・やがてゲームもそんなにしなくなって・・・ブドウ農園を経営とかして安楽椅子に揺られながら・・・老いて死ぬ。END OF MEXICO・・・あと学び取るべきは、おまえが「あめちゃん」にやったようなタルサドゥーム的手法でもない。それだとおまえはただヒモになるためのテクニックを得ただけになる。

改めて聞く。おまえはこのゲームから何を感じた?「女の子を利用するのはよくないと思う」とか「こういうメンヘラベイブとは関わらないようにしたいです」とか、そういう道徳の授業めいた感想は全部ファックオフだ。おまえは今後リアルで出会うかも怪しいようなベイブとのやり取りを学ぶために、このゲームが生み出されたとでも思っているのか?おれと共に注意深く観察したおまえなら、このゲームは孤独という病を色濃く描いていることに気付いたはずだ。孤独もまた人生を破滅させるタルサドゥームの罠であり、危険だ。

「あめちゃん」のようなNEEDY GIRLはなぜ承認欲求を溢れがちにさせるのか。それは突き詰めると人間は独りでは生きられないし、独りでいることに耐えられないからだ。INTAANETは人と人との繋がりを容易いものにしたが、その反面繋がりたいのにうまく他人と繋がれないようなやつにとってそこは羨むばかりの地獄で、自分を惨めに感じさせる場でしかない。だからこそそういうやつは、繋がれそうな相手を徹底的に縛り上げるか、己を過度に傷つけて注意を引き(別にリストカットとか病みTWEETのことばかりを言っているのではない。身や心を削るぐらい相手に何かを与え続けることも同様だ)、欲求を満たそうとする。そうしないと周りが離れていくと理解しているし、そうすることでしか孤独を紛らわすことができないからだ。「孤独を紛らわす」のと「孤独と向き合う」のはぜんぜん違う。感じている内なる孤独を自分以外になんとかしてもらいたいのか、それとも自分でどうにかしたいのか。その2つでは、取るべき手段も、周囲の反応も違ってくるからだ。孤独を紛らわしてもそれは一時的なものであり、次から次へと湧いてきてキリがない。そして周囲も愛想を尽かし・・・とうとう本当の意味で孤独になる。その先に待っているのは・・・もうこれ以上は言わなくても良いだろう。どうであれ自分で自分の機嫌を取れないやつは、遅かれ早かれヤーナムでカラスに突かれてしぬ。

誰もが孤独と向き合って生きていかなくてはならない。「あめちゃん」だけでなく、おまえもだ。おれですら例外ではない。真の男であるコナンや、バンデラスでさえもだ。フォロワーが10000000000000人いるジャスティン・びーバーだってそうだ。いま孤独を感じてないやつも、何かの拍子に孤独になることは十二分にあり得る。人は孤独と一生をかけて付き合わなくてはならないからだ。そういうやつほど油断しており、その時にちゃんと孤独と向き合えなければ、すぐさまEND OF MEXIこだ・・・。「あめちゃん」は孤独に狂うと人がどうなるのか、その身を以ておまえに証明した。おまえはどうする?故郷を滅ぼしたタルサドゥームは、もうすぐそこまで来ている。おまえはもう孤独の危険性をじゅうぶんに熟知したはずだ。すぐに動かなければならない。おまえの、内なる孤独と向き合うために。



未来へ

おれはまたBloodborneっぽいゲームを探す旅に戻る。この旅も孤独であり、過酷だ。おれが望みを果たせる保証など無い。ダニートレホの投げナイフが不意に刺さって死ぬかもしれない。その時も独りだろう。だが孤独に狂って人や世を乱すあほとして死ぬのか、何も果たせなかった人生を嘆く腰抜けとして死ぬのか、あるいは真の男として死ぬのか・・・。それはおれの内なる孤独との向き合い方次第で、変わっていく。今はただ・・・歩き続けるだけだ。






他意は無いが、触れておくべきだと思った






































Alert
この画像の意味が分からないやつは去れ
























2022年1月25日追記分

真実を知ったおまえへ

おまえは「Data0」の内容を見ることで真実へ到達し、そうとうびっくりしただろう。おれもびっくりした。このゲームへの見解を根底から覆さざるを得ない代物だった・・・が、おれは発売日直後に書いたこの記事を取り消すつもりはない。別に書き直すのが面倒くさいとか、既にコロナビールを数本やっていて思考能力が低下しているせいとか、実績「Megaten」のために5時間ぐらいずっと同じ作業を延々と繰り返した結果おれの脳みそのシワが全部無くなったとかが原因ではない。おれの「孤独とちゃんと向き合えないやつは腰抜け」という意見を曲げる必要が無い体。どの道「あめちゃん」がやっていたこと、そしてこれからもやっていくことは孤独を紛らわすための手段でしかないし、真実を知る前と知った後で、おれの彼女への認識は変わらない。だからこの記事の内容を変える必要も無いと判断した。どうであれ彼女はもういない。おれたちにできるのは祈ることぐらいだろう。彼女がメキシコで野垂れ死ぬ前に、いつか孤独と真に向き合えることを。


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