「ウケる」
「ウケる」という言葉は最高だ。
楽しいことがあったとき、面白いことがあったとき、嫌なことがあったとき、
心の中で「ウケる」と唱えると
全部がほんとうに「ただのウケる出来事」に変わる。
楽しいことがあったとき、面白いことがあったときは、
自然と「なにそれ、ウケる」という感情がフツフツと湧き上がってくると思う。
嫌なことがあったときこそ「ウケる」の3文字が大活躍するのだ。
根本的な解決にはならないかもしれないが、
「ウケる」を唱えるだけで
ストレスや重圧からヒュッと逃れることができる。
普段だったらイライラしてしまうとても小さな嫌なことも、あら不思議。
ただのウケる出来事に大変身。
例えば、電車の遅延なんかに使える。
乗り換えが多いときは、1本1分のズレが到着時刻に大きな影響を与える。
電車の遅延なんかで…と思うかもしれないが、
何を隠そう、わたしは短気だ。
次の予定に間に合うか間に合わないかではなく、
自分の中で決めていた時間に到着できないこと。
電車という公共交通機関が時刻表に記載している通りに運行できないこと。
これらに苛立ってしまうのだ。
他にも
だれかがしょーもないことで怒っているときも
「ウケる」と思ったら、
ほんとにウケて、どうでもよくなってしまう。
「なーにをこんなにプリプリ怒ってんだ、この人は。」
と、笑けてくる。
自分は短気のくせに。
我ながら勝手すぎて書きながら笑ってしまった。
怒っている内容自体は大事かもしれないが、
それを伝え合うときに、感情が乗っかってしまうと
どうしても余分なストレスが加わってしまう。
きちんと反省しつつも、「ウケる」で、いらないストレスを発散させるのだ。
ストレスが溜まるこのご時世、すべてを真っ向から受け止めていたら
すぐに爆発してしまう。
心の中は自分だけのもの、カスタム自由だ。
わたしは「逃げるが勝ち」精神を大事にしているので、
ストレスが溜まって我慢できなくなったらすぐ逃げる。
悪いところでもあるが、良いところでもある。
パソコンで例えると、
メールボックスをすべて未読削除して、SNSをすべてログアウトして、
強制シャットダウン。
他人からしたら本当に迷惑な話ではあるが、
わたしはそうしないと生きていけない。
死にたがりのわたしは、この能力のおかげでまだ生存している。
もちろん毎度反省はしているし、
今まで迷惑をかけた人にもう一度謝って回りたいぐらいだが、
強制シャットダウンしているせいで思い出せない。
困ったものだ。
ごめんなさい。
一応、
「他人に迷惑をかけすぎない」という最低限のマナーは心得ているので、
「ウケる」の使いどころにも注意しながら、
ちょびっと迷惑かけちまった!ぐらいで
とどまれるように頑張ろうと思う。
※「わろた」「草」でも代用可
写真は、今日届いたマグカップ。