S男#2 - 28話

朝、目を覚まし、一瞬どこ?って感覚になるが、あぁ、sの家かぁと安心する。携帯を見ると9時近い。毎朝7時おきの私にしたら長く寝た方だった。
すぐに、sが私を抱きしめる。私が起きるのを待っていてくれたのだろうか?
私の寝てるのみてた?
私は、sを背中にし、彼ともっと密着できる体勢になる。
彼の腕が私の胸の下でギュッとする。
生、Good morning を言う。
彼はわたしの首の後ろ、肩、チークにキスをする。
腕が裸の私の胸に移動し、優しく握る。
彼が私の頭の匂いを嗅ぐかの様に深呼吸する。
私は彼の手の上に私の手をおいて、ギュッと体を丸くすると、彼も全身を使ってギュッと私の全身を包んでくれる。
幸せで胸が痛くなる。彼は私を言葉でもハッピーにしてくれるが、体を使っても、幸せを与えてくれる。私はそう感じるし、彼もそう感じると言ってくれる。

私は寝返り、彼と顔を合わせる。彼は私の髪を顔の前から肩の後ろに移動して、暗闇の中でも顔を見ようとする。
そしてキスをする。起きたばっかりで口臭が。。。と思ったけど、かまわずキスをする。初めは優しくゆっくりと愛を感じるキス。
そして、徐々に少しずつ舌をつかってディープにキスをする。
私の顔を掴んでガッツリと。私も彼の体をギュッとして密着する。
彼のものが大きくなったのを太ももに感じながら。
私も濡れてきたに違いない。

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