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器用貧乏なひとに向いている仕事
仕事選びはむずかしい。とくに器用貧乏な場合。
自分で「器用」などと言うのも憚(はばか)られるが、なまじ器用貧乏である。
あっちやこっちや、色々なことに興味があり、何が自分に向いている仕事なのか分からない。特に20代頃は悩んでいた。
【なんでもできる気がする。でも、なんにもできない気がする】
器用貧乏として生きてきた人には、このフレーズに共感を得ていただけるのではないだろうか。
とまあ、そんな感じで、悩み紆余曲折があったものの、確実に向いているであろう仕事が分かった。
それは、「コンサルタント」である。コンサルタントといえば、様々な経営課題を解決する仕事である。えらくざっくりしてますが。
幅広く、浅い知識・経験があるからこそ、組織全体を俯瞰して見ることができる。
自分は、「会計アドバイザリー」という職業で、まあ、企業の経理部門の課題を解決する仕事をしている。
その経験から、自分はコンサルだとか、アドバイザリーだとか、人や組織の悩みや課題を解決する仕事に向いているんだろう、と感じている。
ただし、経理だとか財務だとかは、スペシャリストの領域であり、専門分野を深めていかないと、より良いサービスが提供できない。
となると、「アドバイザリー」という職種自体は向いているが、「スペシャリスト」が求められる会計という分野については、器用貧乏な自分には正直合っていないように感じる。
組織全体を幅広く俯瞰して、人事、教育、財務、業務など、必要な経営課題にアプローチできるような「経営コンサルタント」の職が、真に最適なのであろう。
最初は、メーカーに入社して、事業企画、法人営業を経験し、その次に会計アドバイザリーに転職した。
まじめにコツコツと働きながら、日々内省を重ねることによって、自分の個性や長所に見合った職業が見えてくるのだろう、と自身の人生を振り返って感じる次第である。
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