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自分らしい仕事は「叶えたいライフ」から始まる_取締役COO×ママ友社員トーク

エンジニアリングで「楽しく働く」を追求する会社、ジョイゾーのnoteへようこそ。ここは、取締役COO・四宮琴絵(以下、琴絵)が営む「琴絵の部屋」。社員はもちろん、クライアントや他企業で働くエンジニアや子どもまで、琴絵さんとおしゃべりをしにやって来ます。

本日『琴絵の部屋』を訪れたのは、ジョイゾーの社員で営業事務として働く山本かおりさん(以下、かおり)。「ときには昔の話をしようよ」と、琴絵さんに誘われやって来ました。

ママ友から関係性がスタートした2人にとっての、「ワークライフバランス」や「自分らしい働き方」とは?

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四宮琴絵(以下、琴絵)/株式会社ジョイゾー取締役COO

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山本かおり(以下、かおり)/株式会社ジョイゾー営業事務

ワークよりもまず、ライフが一番。習い事も優先してOK

琴絵:かおりちゃんと話をしたくて、『琴絵の部屋』に呼んじゃった。ゆっくりしていってね。

かおり:ありがとう。こっちゃん(*)とこうやって、改めて話をするのも新鮮だね。
*こっちゃん…かおりさんが琴絵さんを呼ぶ愛称。

琴絵:今日のテーマは、「自分らしい働き方」。かおりちゃんは創業間もないころからジョイゾーで働いてくれてるし、プライベートでも娘たちが赤ちゃんのころからのママ友。公私ともに付き合いが長いからこそ、ジョイゾーでの働き方や仕事に対する思いについて、聞いてみたいんだよね。

かおり:「自分らしい働き方」といえば、私はまず、家庭との両立を大事にしているかな。ジョイゾーは事務職もテレワークさせてもらっていて、出社の必要がないのは主婦にとってありがたいよね。

私は子育てに積極的に関わりたいから、子どもの体育祭があれば休みにしたい。そんな、個人的な希望を率直に伝えて良くて、ライフを優先するのが当たり前の社風をすごいと思っている。こっちゃんも、まず家庭ありきで考える働き方だよね。

琴絵さん:子どもたちが通っていた幼稚園で、私とかおりちゃんはいつも、前のめりにイベント参加していたよね。親は必須じゃないのに、「子どものキャンプ一緒に行くよね?」「行くでしょ!」というふうに(笑)。

かおり:子育てにアクティブな感覚は、いまも同じだよね(笑)。ほかにも、金曜の午前中に着付け教室に通っているから、金曜だけは、午後出勤にさせてもらってる。プライベートの予定にまで柔軟な働き方で応じてもらえるのが、ジョイゾーのいいところだよね。

社員が働きやすい環境を用意するのは、会社として当然

琴絵:「ワークライフバランス」という言葉は「ワーク」が先にきているけど、私はまず、「ライフ」が一番大事だと思ってる。生活を犠牲にしてまで働くような働き方は、私自身が嫌だから。

ジョイゾーを起業する前は、夫もサラリーマンをしていた。残業続きで、全然家に帰ってこなかったの。管理職に昇進したら今度は残業代がつかなくなって、そんな会社なら辞めちゃえ! と夫にしょっちゅう言っていた(笑)。

家にいて、一緒に子育てしたほうが楽しいのに、という素直な感情だった。だから、夫が起業すると相談してくれたときは、100%応援した。仕事のペースを自分たちで作っていければ、家族が一緒にいられる時間が増えるもんね。失敗したって、田舎に帰って2人で働けば、家賃も安いからなんとかなるだろう。そんなふうに、楽観的に考えてたよ(笑)。

かおり:夫が起業することに対する、さっぱりした受け止め方は、こっちゃんらしいよね。

琴絵:子育てにしろ介護にしろ、仕事で融通が利かないと、辞めざるを得なくなるんだよね。せっかく一緒に働いている仲間、これからも一緒に働きたい仲間が、条件面で合わないからと辞めることは無くしたい。働きがいをもって仕事してもらうには、プライベートも充実してなきゃいけない。それが叶うからこそ、ジョイゾーで長く働きたいと思ってほしい。社員が働きやすい環境を用意するのは、会社として当然だよね。

2人の出会いは「赤ちゃん連れのエレベーター」

琴絵:かおりちゃんとの出会いは、15年前。同じマンションに住んでいて、同じエレベーターにたまたま居合わせたんだよね。

かおり:2人とも、当時生まれたばかりだった上の子を連れていたね。すごい偶然だったなぁ。

琴絵:そうそう。「何カ月ですか?」と聞いたら、生まれた月まで同じでね。それ以来家族ぐるみで仲良くしているけど、かおりちゃんがジョイゾーで働き始めたのはいつごろだっけ?

かおり:ジョイゾーが創業して1年半くらいだから、2012年かな。こっちゃんはまだ、ジョイゾーに居ないときだね。社長の四宮さんから、「ジョイゾーの事務所を立ち上げることになったから、事務の仕事をしませんか」と誘っていただいたんだよね。結婚する前は、営業事務として働いていたから、その経験が生かせるだろうとお引き受けしたの。

琴絵:かおりちゃんとは、子どもの幼稚園で、ずっと一緒に係活動をやっていたよね。アルバム制作やったり、夏合宿のお手伝いをしたり。そこで仕事の進め方やフィーリングが、すごく合うなと思っていた。当時は、郵便を受け取ってもらったり電話番してもらうぐらいだったけど、信頼できるかおりちゃんが引き受けてくれたのは、私も嬉しかった。

ジョイゾーにもっと関わりたくて社員に

琴絵:始まりは、パートとして週3日。それから日数が増えていって、去年の10月に正社員になったよね。社員になろうと決めたのは、何か心境の変化があったの?

かおり:上の子どもが高校に入ってから、子育てがひと落ち着きした感覚があって。これから何を始めようかと考えたときに、ジョイゾーでもっと仕事がしたいと自分の中から湧いてきたの。パートの立場だったときは、「この仕事私がやってもいいのかな」と遠慮しているところがあったから、これを私自身が取り払うには、正社員になるしかないと。

琴絵:正社員となると成果を求められるし、私や周りからの要求も厳しくなる。それでも、やりたいと言ってくれたのは、うれしかったなぁ。実際、社員になってからは、業務の改善提案をしてくれたり、自分の仕事の範囲だけじゃなく、ジョイゾーの事業全体を知ろうとしてくれるようになった。

かおり:色々なことに積極的に関わりたくて社員になったんだし、そうしないと成果として認めてもらえないから。でも、評価のためだけじゃなくて、知ってることやできることが増えていくのは、純粋に楽しいよ。バックオフィスに加えて営業事務を始めてからは、システム開発のこともわかるようになってきた。

琴絵:かおりちゃんなりのペースで、徐々にスキルアップしているよね。ジョイゾーの定額開発サービス「システム39」の営業事務をやるようになったのは、何がきっかけだったっけ?

かおり:お客様との日程調整をするのに手が回らない、と開発エンジニアの担当者が困っていたときに、「私がやりましょうか?」と手を挙げたんだよね。それを機に、「システム39」の新規案件の窓口として、問い合わせの一次対応をやってるの。

琴絵:営業事務としてSIチームに入ってから、開発案件の振り返りにも参加しているよね。開発の現場を理解してくれて、知識も少しずつ身について、かおりちゃん自身で判断できる領域が増えてきた。見積書の作成みたいな事務作業もやってくれるから、開発エンジニアはすごく助かってるよ。問い合わせの対応で心がけていることは、どんなもの?

かおり:メールを最初に受け付ける窓口だから、丁寧で誠実な言葉遣いを心がけているよ。ジョイゾーのアットホームな会社の雰囲気も、伝わるといいなと思っていたりする。技術的なところは琴絵さんや開発チームの方に確認しながら、ジョイゾーの強みが伝わるように。「ジョイゾーにお願いしたい」と思っていただけるように。

琴絵:システム開発の仕事も、自分の手を動かしてやってみたいなって興味は湧いてきた?

かおり:うーん、私は、どっちかというと裏方のほうが向いてるかな。私のサポートによって、みんなが輝いてくれることが、嬉しいんだよね。

琴絵:かおりちゃんは、先を見通す力や周りの空気を読む力が優れているから、サポーター役はすごく合ってるね。「これをやっておいてあげたら楽だろうな」と、率先して対応してくれる。ただ、気配りは長けているけど、たまーにポカすることもあるけど(笑)、大きなミスには繋がってないし、そして本人もミスに対してクヨクヨもしない(笑)。

そこが、かおりちゃんが愛されるところ。かおりちゃんたちのサポートがあるから、私たちエンジニアは全力で案件に取り組むことができる。私も、「仕事が楽しい」と堂々と思っていられるんだろうな。

家事育児スキルは、ビジネスにスライドできる

かおり:ジョイゾーは、やりたいと言ったことをやらせてもらえるし、任せてもらえる。とても私らしく仕事ができていると実感するよ。営業事務だけじゃなく、SNSの運用もやらせてもらってるし。いろいろな仕事を通してジョイゾーの全体を捉えているから、「私、ジョイゾーのことなんでも知ってる!」と思えるのが楽しいんだよね。

琴絵:1つのことを突き詰めていくよりも、マルチプレーヤーとして活躍するほうがかおりちゃんの資質に合っているんだね。ジョイゾー公式のTwitter@joyzojp)に投稿してる「#イマソラ」は、かおりちゃんの企画だもんね。

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琴絵:かおりちゃんのセンスの良さやオペレーション能力の高さは、実は、家庭での暮らしぶりで予想できていたんだよね。おうちの中がおしゃれだったり、お料理が上手だったり。そんなふうなかおりちゃんの主婦スキルの高さは、仕事のスキルとして発揮されているね。

かおり:そう言ってもらえると、うれしいな。

琴絵:ジョイゾーがサイボウズの出展イベントでノベルティを作ったとき、私がちょっと意見を言うだけで、トレンドをつかんだいいアイデアを出してくれた。毎回とても好評で、会社のブランディングにひと役かってる。

かおり:家庭も楽しいし、遊びも楽しいし、仕事も楽しい。いま、人生がすごく充実しているよ。

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かおり:こっちゃんは、何事にも全力の「フルスイング」で仕事することが、自分らしい楽しい働き方なの?

琴絵:私が楽しいと思うのは、目の前に解決すべき課題があるとき。例えば、開発案件に対してどこに課題があってどう解決するか、ジョイゾーの社員がなにかに困っていたり悩んでいたりして、どうすればこのモヤモヤを解消できるか。そんなことを考えているときに、楽しいと感じる。

かおり:課題があることが楽しいって、ポジティブで素晴らしいよね(笑)。

琴絵:自分で工夫をしたり、頭を使ったりすることが好き。そこから導き出した答えがバッチリ合っていたり、お客様からポジティブな反応をいただいたりすると、さらに楽しい。1つの課題をクリアしたら、また新たな課題が出てくる。思考しながら、常にインプットとアウトプットを繰り返していくのが、私らしい働き方じゃないかな。

かおり:こっちゃんは、社内の人間関係も、とても大事にしてくれているよね。こっちゃん自身がオープンな人柄だから、会社のみんなも風通しのいいオープンな雰囲気で仕事ができている。これからもジョイゾーは成長を続けていくだろうけど、今のジョイゾーらしさを保ったまま大きくなっていってほしいな。

琴絵:創業初期から今まで、ジョイゾーの成長段階をずっと見てきてくれたかおりちゃんが、これからもジョイゾーで長く楽しく働き続けたいと思ってくれているのは、すごく嬉しいよ。

かおり:ジョイゾーの成長を見守りつつ、「あのときこんなことがあったよね」とお茶しながら語り合い続けたいよ。

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■本日の『琴絵の部屋』な2人
<ゲスト>
山本かおり(やまもと・かおり)
株式会社ジョイゾーで営業事務として働く。2006年に第一子出産。2013年に子どもが小学1年のタイミングで、ジョイゾーにアルバイトとして入社。2020年に10月に正社員となり、バックオフィスから、定額開発サービス「システム39」のエンジニアたちをサポートしている。ジョイゾー公式のTwitter@joyzojp)の中の人でもある。好きなことは、終業後のビールと、着付け。15歳を育てるママ。

<ホスト>
四宮琴絵(しのみや・ことえ)
株式会社ジョイゾー取締役COO。サイボウズ社提供「kintone」の定額開発サービス「システム39」コンサルタント。システム会社に事務職として就職した後、システム部への異動を希望しエンジニアとなる。結婚を機に退職し、2006年に第一子出産、2008年に第二子出産、2013年に第三子出産し、約10年主婦業と子育てに専念する。2014年にパートという働き方から復職し、対面開発のエンジニア兼COOとして、業務執行の責任を持ちながら経営にも参加する。7歳、12歳、15歳を育てるママ。

ジョイゾーは、エンジニアリングで新しい波を広げます

ジョイゾーは、サイボウズ社の「kintone」(キントーン)を専門にコンサルティングやシステム開発を行うSIerです。すべての人生を楽しくするために、SIerとしてエンジニアリングの可能性を追求しています。

編集協力/コルクラボギルド(構成・コルンジックさやか、編集・平山ゆりの


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