さくら咲く 弐
遠目から眺める絶景。
さくらが満開を迎え、青空の下で舞い踊る。
いつか思い出の中に咲く花が今、
はらはらと散りゆく。
めぐるめぐる春。
また一つ、思い出が重なる。
「綺麗ね」
微笑みながら、大切な人と見つめる。
「そうね」
そんな会話もこれから、
またどこかで思い出すんだろう。
一人で見るさくらと。
誰かと見るさくらは少し違う気がする。
いつまでも見ていたい気持ちはあるけど。
いつか無くなるからこそ、趣を感じるから。
さよなら、ではなく。
またねって、手を振る。
追記:桜が綺麗だと聞き、訪れた場所にて撮影しました。
花の中でも、桜が大好きなもので(笑)
やっぱり桜って、いつ、何度見ても飽きないです(*^^*)
思わず、息を呑んでしまうような儚い美しさに見る度カメラを向けてしまいます。
もうどこも満開していて、見時ですね!
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