マガジンのカバー画像

POEM

29
詩的なものをまとめました。
運営しているクリエイター

2023年1月の記事一覧

【エッセイ】色色

見守っている時も、言葉以上に気持ちを込めた行動で相手を想う。 当たり前な幸せになれていると、感謝を抱き続けるのが難しい。 ムダな時などひとつも無いと信じたい。 人に対しての言葉は自分にも返ってくる。 それが嬉しい言葉でもつらい言葉でも。 誰よりもまず自分自身に素直でありたい。 誰かを傷つけてしまったことも、 誰かに傷つけられたことも。  悲観と挫折で終わっちゃだめだ。 胸に手を当てて考える。  “本当の優しさ”ってなんだろう。 綺麗事ばかり言ってられない時もある

【詩】だって

愛されたい。認められたい。 誰だって、一度は願うことでしょう? 自分自身を誰より見て欲しいって。 想う人にこそダメなんだけど…。 叶わない想いに、 焦れるのだってもう何回目? いつピリオドが打てんだろ。 明らめちゃえって、思っても。 ただただ、切実に。 欲しいんだもの、たったひとつの心が。 誰かを愛するその瞳が。

【詩】本へのラブレター

本は、大切で、大好きな存在で。 自分を救ってくれたヒーローで。 沢山のことを教えてくれた大先生。 本は、読んでると楽しいし、面白いし、切ないし、悲しいし、幸せだし、色々。 恋愛は、ちょっぴり瑞々しくて、甘くとろけるみたい。 ミステリーは、ドキドキワクワク驚きの世界。 アクションバトルは、ハラハラウキウキ予想できないラストが楽しみ。 歴史ものは、切なかったり、新しいことも古き良きことも知れる。 ファンタジーは、ありえないけどあってほしいと思う夢のよう。 ほんわかな

【詩】願いながら。

大好きだった。 いつか、出会いには別れが来ることを分かってた。  それでも、永遠を願った。 唐突に失った朝は、胸に大きな穴ができたかと思うほどに、心が虚ろだった。 何も見たくない、聞きたくない、信じたくない、受け止めたくない。 …けれど、どんなにそう思いたくても、 目の前の全ては、紛れもない真実で。 たった一つの、この世の理を示す事実だった。 後悔も、胸を焼く痛みも、辛さも、哀しみも、寂しさも。   分かっていた。 頭では、そのことをちゃんと“理解”してた。