【禅語#21】自分に起きている小さい変化に目を向け、信じてみる|小水常流如穿石
今日の禅語は、小水常流如穿石です。
「努力を積み重ねているのに、なかなか成果が現れない。自分はちっとも成長してないんじゃないか」と感じる方いませんか?
果たしてそうでしょうか?
今日は、この禅語を通して小さい自分に変化に目を向けてみる機会になれば嬉しいです。
小水常流如穿石
小水常流如穿石は、ほんのわずかな水でも絶え間なく流れていると、最終的に固い石さえも穴を開けてしまうという意味です。
自分の思っているように、物事が進まない。
こんなに一生懸命頑張っているのに、成果が全く現れない。
こんな経験は誰しも1度は経験したことがあるのではないでしょうか?
そして、それが嫌になり諦めてしまう。
でも、諦めたらそこで終わりなんですよね。だからこそ、一歩一歩諦めずに進み続けるしか無いし、自分が努力している限り必ず人は前に進んでいるので安心してください。
中には、ゆっくりした歩みかもしれませんが昨日より今日は進んでいます。
私たち人間は、生きている限り進化を遂げているもの。自分自身の変化に目を向け、信じることが大切のようです。
禅語とわたし
私は不器用というか勘の悪い方なので、新しいことを始めると毎回初手でつまづきます。
だからこそ、「これってこうしたらいいのかな?」と考える機会になり最終的には効率よく回す人という評価をいただくことがあります。
こういう経験をしているから、最初つまづいても「ま、そんなもんなんだよね」と思えるようになりましたが、仕事をし始めた頃はかなり悩みました。
なんで、みんなのようにうまくできないんだろう?自分は能力が無いのかな?など。
でもこの禅語を通して思うのは、それぞれのペースがあるけどそれでも少しずつ前進しているということ。
私みたいにせっかちだと、早く慣れなきゃ、早く成果をあげたい、と焦ってしまいがちです。努力は怠ってる訳じゃないんだから、多めに自分を見てあげようとと思えるようになったのは心にゆとりができたからかもしれません。
仕事、英語学習、ダイエットetc
成果を感じるには、小さい変化を見つけながら、焦らず・コツコツがポイントかもしれません。
さいごに
2023年を振り返ると、「待て!」を学んだ1年だったと思います。(犬が餌をもらう時に言われるみたいな感じw)
「行動する、開拓する、素早く」は得意だけど、コツコツ何かを成し遂げる、待つことが苦手な私。
じっくり何かを続けてみること、しっかりといいタイミングで動くことを学んだ感じがします。
「大丈夫、私の人生は最善のタイミングで進んでいる」と暗示しながらブレない私であり続けたいなと思います。
では、今日も読んでくださりありがとうございました。おやすみ⭐︎
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