父に告発
ゲーセンに連れて行かれ、両替係として3〜5時間同行させられる。
私に道具を使う資格はないとかで、素手でトイレ掃除をやらされる。
私にベッドは不要だと言って、廊下で寝ろと言い、寝ている私をわざと踏んづける。
炊事、掃除、洗濯等は全て私達。
男と母は寝っ転がってテレビ、ゲーム。
マッサージを2〜3時間させられる。
胸をずっと触られる。
気まぐれに罰ゲームが始まる…。
こんな日常の中、中学生になった。
すると、父から連絡があり、久しぶりに会うことなった。
父は中学生になった私に携帯を持たせてくれた。
これで、父と連絡が取れるようになった。
だが、男は携帯を折った。
母は私が悪い事をしたと言い、全て私のせいにして父に話していた。
もう一度、父が携帯を持たせてくれた時、勇気を出してメールで私達の現状を告白した。
男と母に何をされているか。
父は怒り、新しいママにも教えていいか?と言われ、私達を引き取ると言ってくれた。
(あぁ、これで助かる…)
そう思っていたのだが、またしても男が邪魔をする。
父が母に電話で
「子供達はこっちで引き取る」
と伝えたところヒステリックを起こした。
その時、私達はマッサージをさせられていた。
父はまずいと思ったのか、こっちに向かっていた。
電話を切った母は、言葉にならない言葉を叫んで泣いていた。
(きも。意味分からん。)
そこで男が母を慰めながらこう言った。
「お前ら裏切ったんか」
そして私のケータイを手に取り、折った。
なんかギャーギャー言っていたが、父が来るまでの辛抱だ。
父が来ると、男は父を連れて外に出た。
しばらくして戻ってきたが、男だけだった。
「お前らのパパは帰ったわ。どうなるか覚えとけよ。」
男を知る人物は皆口を揃えて言った。
「口が上手い」
あぁ、父も言い包まれたんだなと理解した。
次は殺されるかもしれない。
でも、それはそれで寿命を全うした事になるからいっか。
いっそのこと殺してくれ。
私は目を瞑り、地獄の時間をやり過ごした。