まぁ、そんなもの。
座右の銘、かも知れない。
アラフィフまで生きてくると、世の中は「男性が作っている(作ってきた)」と多々感じる場面に会ってきた。具体的にはあまり思い出せないのだけど、20代30代に仕事をしていたころなど、特に顕著に感じていた。
違和感とか雰囲気とかそういうレベルで、自分で工夫して動けば何とかなりそうだけど、なんだか不自由/不公平感/モヤモヤが残るような感じ。
そういうことを少し突き詰めて考えていくと、「社会の大半を男性がメインで作ってきた」からかな、と。
そういう時に「まぁ、そんなもの」と思い、過ごしてきた。
「理不尽」にぶつかると唱えるおまじないである。
原因を追究しない姿勢は良くないかも知れないけど、「自分の周りの世界」と「世の中」とでは大きさや流れる時間が全然異なっていて、真正面からぶつかっていくには、私自身に足らないものが大きすぎた。
だから「まぁ、そんなもの」でかわして過ごしていくことを選んできた。
男性/女性の対立軸を作りたいわけじゃなかったし。
で、最近思ったのは、よく「女は運転が下手」って言われるけど、これも車や道路、標識(要は車を取り巻くもの全て)は、男性目線で1から作られ進化してきた故に、女性は運転が下手なようにみえるのではないか?ということ。
女性目線で1から作られていたら、どんな道路事情だったのかは想像するしかないけど、今までの概念が覆されそうで面白そうでもある。
まぁ、そんなもの。