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ターゲットを絞れ〜あなたのサービスは誰を幸せにしていますか?〜

こんにちは、動画マーケティングコンサルタントの岡田です。

今年初めての風邪をひき、ドラッグストアに薬を買いに行きました

種類が多くて選べないので薬剤師さんに聞いてみたところ、全てに効くとうたっている薬よりは、何かの症状に特化している薬の方が効くのだとのこと。

さっそく「喉の痛みに効く」風邪薬を買ってきました。



さて、マーケティングにおいて、戦略的なアプローチは不可欠であり、その中でも特にターゲットの絞り込みとペルソナ設定は重要です。

なぜなら、ターゲットを明確にすることにより、広告やマーケティング施策の効果が上がるからです


もし仮にあなたが店主で、「あなたのお店のターゲットは?」という問いに即答できなかったとしたら、全ての広告やマーケティング施策を一度止め、「ターゲット」が誰なのかを考えるところからやり直す必要があります

これをしないで広告やマーケティング施策を続けても、ターゲット層へのアプローチが希薄化し、効果が限定されてしまいます。ターゲットを絞ることで、リーチ効果を最大化し、刺さるメッセージを提供できます



「ターゲット」は誰か?


ビジネス街の飲食店であれば、顧客はファミリー層より圧倒的にビジネスマンが多いでしょう。

ここで、ターゲットを「ただのビジネスマン」では終わらせず、解像度を上げていきましょう。ペルソナを設定するのです


ペルソナとは、その商品、サービスの典型的なユーザー像です

例として、ビジネス街の、とある居酒屋のペルソナを設定してみます。


山下大介 40歳 独身 
販売会社で経理課の課長をしている。
趣味はゴルフとスポーツ観戦。
休日には多少料理もするが、平日はもっぱら外食。
性格は温厚で、効率重視。
通勤中は、電車内でオーディオブックを聴き時間を無駄にしない。
コスパやタイパという言葉が好き。
悩みは、部下の女子社員たちがすぐに揉めること。 
双方から「課長、なんとかしてください」と言われると、胃が痛くなる。
そのせいか、この頃は、おしゃれなお店より、温かい店主が迎えてくれる馴染みの店に行くことが多くなった。
ストレスか、年齢のせいか、こってりしたものよりさっぱりしたものに箸が向くようになってきた。

写真はAIによる山下のイメージです

どうでしょう。
「40代会社員」より、具体的にイメージが湧きませんか?



「ベネフィット」は何か?


ペルソナが設定できたら、この「山下」(全国の山下さん、呼び捨てでごめんなさい)にとってのベネフィットは何なのかを考えます。

ベネフィットとは、顧客がうれしい、役にたつ、と感じられる効果・効用全てを指します(心理的・物理的両方)

そして、その受け取るベネフィットに対し、どの程度のコストを支払うか(支払っても良いと思うか)を顧客価値、といいます。ここでいうコストには、お金だけでなく、顧客の時間や労力なども含まれます。

どんなにお店側が価値のある商品だと思っていたとしても、顧客がベネフィットを感じていなければ、顧客価値は0に近いでしょう。

逆に、ありふれた商品でも、顧客がベネフィットを感じていれば顧客価値は高いでしょう。


さて、「山下」にとってのベネフィット、どんなことが考えられるでしょうか?



「自分のサービスは、誰にどのような価値を提供しているのか」を考える


「山下」にとってのベネフィット、あなたはいくつぐらい考えられたでしょうか。
(よかったらコメント欄に共有してください)

洗い出した複数のベネフィットに対し、優先順位をつけましょう。
ここでようやく初めて、広告やマーケティングの施策が取れます。

  • 自分のサービスは「ペルソナ」にどんなベネフィットがあるのか?

  • 競合となるのはどこか?

  • 競合ではなくこちらに来る理由はなにか?

もし集客に悩んだら、この3つを思い出してみてくださいね。


このnoteでは、マーケティングを噛み砕いてお伝えし、マーケティング視点を持つことの必要性を発信していきます。

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