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じいじ 保育士を目指す! 解放の保育学

私が目指す保育学

 について保育学の講義の中で発表したのが「解放の保育学」。

もちろん、こういう運動も学派も多分存在しない。多分、私が初めて言った言葉だ。そもそも、では実際にはどういう学問領域なのか?と問われれば具体的な何かというモノもない。

 が、パウロ・フレイレが著した「被抑圧者の為の教育学」から「解放の神学」が生まれ、教育学の流れとして批判的教育学が生まれた。教育学を批判的に再構築し、貧しき者、社会変革に実践的に取り組む神学という弱き者達に寄り添い社会を教育を変革しようというムーブメントを考えると、保育学が進むべき方向性を私は示しているものと考える。

 私が考える解放の保育学

解放の保育学 発表資料より

 という感じで、保育学の中から既存の義務教育システムの変革(幼児教育の考え方を初等から組み替える)や、選抜システムとしての入試制度を、学びたい者が学ぶことができるシステムへ(学校が受験システムの再生産システムである事を破壊し再生し、学の場である学校システムへの再構築へ)、そして保育士の給与水準を小学校教員並みにする(労働環境を正常化する)。

 更に子ども達にとって最善の保育環境を生み出す事が『解放の保育学』だと考える。そういう学問領域を作りあげたい。

それが私の大学院での学びの初めの成果だろうか。

さて、今日はこの辺で。

批判的教育学
英語から翻訳-批判的教育学は、批判理論と関連する伝統から教育の分野と文化の研究への概念を発展させ、適用した教育と社会運動の哲学です。 それは、社会正義と民主主義の問題は、教育と学習の行為と区別されないと主張しています。批判的教育学の目標は、ポルトガル語の良心の呵責に基づいて、批判的意識の目覚めによる抑圧からの解放です。 ウィキペディア(英語)

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