インドネシアの外航マンニング事情②
今回はインドネシアのマンニング事情②として船員費について書きたい。
近年、世界的な物価上昇も影響し船員費は非常に高騰している。それに合わせて組合の基準額も見直される為、組合加入を基本とする船主の本船船員費(最低基準額)は、どの国籍の船員を乗船させようとも大きく変わるわけではない。前回、インドネシアの外航マンニング事情①の最後に、次回はインドネシア人船員の船員費について書くとしたが、その点はこの文章の最後に書くとして、組合基準を基本とする場合、船員費をどう考えていくのが、適当なのであろうか。
私が数年前経験した事にその一つがある。
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