散歩王 vol.3 松原、下高井戸、永福町
Part3.永福町
下高井戸から永福町に向かうには、まずぶっとい甲州街道を渡らなければいけない。
車通りの多い大きい道のイメージだけど、緑道が隣接していて結構爽やかだし。
こういった謎の公園があったりするからなかなかイイ。
そして甲州街道を渡り歩いていると、突然異臭がした。
なんだと思ったら、ゴミ捨て場でニンニクが剥き出しになっていた。
あるけどさ、一気に使わない調味料捨てたくなる時。
少し歩くと神田川に出る。ちゃーりーの家はこの辺だった。
ちゃーりー家で何人かで夜通し楽しく呑んでいても、ちゃーりーは次の日には早く1人になりたくなっちゃうので「どうしても永福町のDAISOに行かなきゃいけない用事があるから、永福町まで送るね」
と、素晴らしい理由で、朝早くに無理矢理ツレを起こして家に帰していた。
駅まで送ったあとは、2人でDAISOに行き、適当に色鉛筆を買ったり、ジップロックを買ったりして帰った。
現代版の神田川って感じか。
そのDAISOを目指してみることにする。
永福町に向かう途中にある、稲荷神社にも参拝していく。
稲荷神社は狐の神様が醸し出す、独特のセクシーな雰囲気があって大好きだ。
この神社の奥には、永福町という素晴らしい町の名前の由来、永福寺がある。帰りに寄っていこう。
この「出た時に車道が近くて毎回ビビるファミマ」を過ぎると永福町に突入した感じがする。
このクラシック専門店は、渋すぎてまだ俺には早いが、いつかクラシックにハマったら遊びにいってみたいもんだ。
永福町の駅前には丼丸があるのがイイ。
安くて美味い海鮮丼にハマり、一時期よく買いに行っていた。
雀荘の「朋」は、名前と看板のセンスが相変わらず抜群で痺れるぜ。
朋の近くにある階段を上がると、永福町の改札に着く。
改札前に設置された佐藤忠良さんという作家の「イイ彫刻」がタダで見れるから、永福町はお得感満載だ。
そして、駅に隣接したビルの上には目的地のDAISOがある。
たしかに、あらためて見るとこのDAISOには、わざわざ早朝に酔いも覚めらやらないツレを叩き起こしてまで行きたくなるほどの魅力がある。
店の前に広いスペースがあり、特設バザーをやっているのもイイ。今回はジャニーズ特集のようだ。
DAISOの階からもうひとつ階段を登ると「ふくにわ」というほぼ天国と同義語の空間にたどり着く。
みんなで永福町まで散歩した時には、ぜひみんなでまったりしたい穴場であり、今回の散歩王の終着点。
今回の散歩道を「ふくにわ」から眺めると、達成感が全身に込み上げた。
おわり。
次は伏線回収満載、オマケの帰り道編です。
聴いていたアルバム:
Part.2下高井戸編はコチラ:
もちろん、永福町にはまだまだ書ききれない楽しいスポットがたくさんあるから、いつでも遊びに来てね。
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