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目標を見失わないためには

最近、陸上をやっていて気付いたことがある。

それは、毎日目標に向けて何かしらのアクションを起こしていれば、その目標に対する思いが消えることはない、ということだ。
もし上の文をほかの人に言われたら、「そんなのあたりまえやん」というだろう。でも、なんというか結構心にしっくり来たので共有したいと思う。

僕たちは、すごい人や世の中のコンテンツに影響されて、自分を変えようと行動を起こすことはよくあると思う。でも何日かたてば、目標に対する熱意が薄れたり、忘れてしまうことも少なくない気がする。


自分を例に挙げると、大学生だし恋愛した方がいいのかなと思って、マッチングアプリを入れた。最初は意気込んで、とりあえず気になる女性にいいねをしていたが、三日四日ぐらいたてば、特に進展もないこともあってやめてしまう。一か月後ぐらいにはどうでもよくなっている。

陸上はこれとは正反対だ。長距離は継続がものをいう種目だ。
高校以来テニスやってなかったけど、久しぶりにラケット握ったらあの頃の感覚を思い出せて、それなりに楽しめた、という人もいるだろう。でも長距離は、先輩曰く練習を三日以上空けると、それまでに積み重ねてきた成果が抜けてしまうらしい。もちろんシーズンオフの時は、リラックスするためにもゆっくりしていいと思うが、大会のシーズンに三日以上空けてしまうと記録に影響が出てしまう。そういうこともあって、僕はけがをしない限り基本週6で走る。つまり、つまり一か月の間で24日間は目標に向けて行動していることになる。これだけ行動すれば、脳の潜在意識への影響も大きくなって、目標達成の優先順位も高くなる気がする。


つまり、目標を見失わないためには、行動量を多くして脳にその目標が重要であることを理解させることが大事だという結論で締めようと思


ってたけど、そもそも、行動を継続できるような目標って限られてると今気づいた。

僕の場合は、今は陸上、高校の時は受験だった。

つまり、三日坊主で終わったとしても、その目標は自分にとってそれほど重要ではなかっただけで、自分を責める必要はないということだ。

もし僕が今、TOEIC高得点を目指すという目標を立てたとしても、続かないだろう。なぜなら、TOEICの勉強する暇あったら洋画を見て勉強したいし、英語圏の国に留学する予定はないからだ。
今もし外国語を勉強するならフィンランド語がいい。なぜなら、フィンランドに行って、現地の教育を生で見てみたいから。

Youtubeで大学生はTOEICの勉強をすれば就活で有利といった動画をたまに見るが、それに影響されて行動したとしても僕は恐らく継続できない。継続するほどの価値を僕はまだ見いだせないからだ。

ではなぜ、フィンランドへの留学には価値を見いだせるのだろう。
それは、今まで生きてきて感じた日本の教育への疑問や自分のコンプレックスといった、どちらかというとネガティブな感情が絡んでくるからだと思う。

陸上も同じで、陸上をほぼ毎日続けられるのは、陸上を通して成長することで今までの嫌いだった自分に落とし前をつけたい、過去の記憶を払しょくしたいという思いがあるからだ。

人が行動を継続できるとき、その動機はきれいに見えるかもしれない。
でもその動機を奥まで掘り下げてみると、どろどろとしていてあまりきれいなものじゃないのではないかと僕は思う。

自分の心にしっくりくるまで、いろいろかじってみることをお勧めする。動機は人それぞれでいいと思う(僕は、コンプレックスなどのネガティブな部分からきているものが多いです)。動機に対して自分が納得できれば、自然と継続できる気がする



それでは皆さん、Have a nice day!

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