福島県浜通りにある富岡町に滞在し、インターンシップを行う学生のみなさんが書く滞在記です。
福島を離れてしばらくが経過した。 少し時間は経ったが、今回のインターン最終成果物として行った展示会について振り返ってみる。 展示会概要 今回の展示会は、「記憶の森」というプロジェクトの一環で行った。 そもそも、このプロジェクトは福島の見えなくなったものを可視化させることが目的にある。 人々の過去の記憶とか、 そこにあった生活の営みや痕跡とか。 展示会は「Memory Laundry」と題して進められ、富岡町の人にインタビューして得られた記憶を洗濯物と共に干した。
しばらくnoteを更新していなかった。 しかし、過去の出来事を少しずつ振り返ってみると新たに見えてくるものがあった。 バラバラの過去の出来事が 一貫の繋がりとして見えるのだ。 人との繋がり 小学校でのPinSプロジェクト 3/8プロジェクトの一環で小学校に行った。昼休みに子供達と鬼ごっこしたり、側転をしたりして遊んだ。 バレー 3/14富岡バレーボール同好会にお邪魔させてもらった。地域のママさんや中高生に会うことができた。 子供食堂 3/15子供食堂に足を運ぶと、小
さん てん いちいち 3 てん 11 3 . 11 13年前、私は南の島の小学1年生。 13年前、北の場所で起こった出来事はニュースで 見たくらいだった。 そして13年後の今、私はその北の場所で 海へ向かい、黙祷を捧げた。 まだ過去の出来事の全てを知れた訳ではない。 これから先も、完全に分かることはできない。 だけど、 震災前の海はどんな表情をしてたのか どんな風や香りを運んできていたのか 気になって知りたいと思った。 南の島と一緒だったのかな? それとももっ
この町に来て1週間が経過した。 とても時間の密度が濃くて、 どの出来事も全てが未知で、 多くのことを知った。 知れば知るほど、人と関われば関わるほど、 情報量が増えるのは当たり前のこと。 しかし、それと同時に自分の中で消化しきれないほどの疑問や問い、考え方が生まれていた。 それはプロジェクト自体に対するものから これからのアクションに対するものまで。 この混沌としたモヤモヤを整理するために、 頭の中ではいつも自問自答を繰り返していた。 私の頭は気付けばそのことばかり
3日前、初めて福島に上陸した。 大きな好奇心と期待を抱いて。 好奇心 今まで育ってきた地とは全く違う環境下で、 私はどうなるんだろう。 知らない人と関わり、見えない気持ちに触れて、 私はどうなるんだろう。 楽しむ? 嬉しむ? 悩む? 苦しむ? いずれにせよ、刺激を沢山うけて、自分の感情が揺さぶられるといいなって思う。 期待 私にとってこのインターンは挑戦だ。 自分の実力を試したいからだ。 「今まで学んできたことを活かしたい」 「どんな状況下でも楽しめる自分を信じ