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生き方

今朝の神戸の空です👆

「美学」とは、とネットで調べると
「18世紀に成立した哲学の一領域である。美の本質や構造を、その現象としての自然、芸術およびそれらの周辺領域を対象として、経験的かつ形而上学的に研究する。美的対象、美的判断、美的態度、美的経験、美的価値などが問題とされてきた。
日本においては、森鴎外により「審美学」という訳語が与えられたが、現在では美学と呼称される。……」Wikipediaより抜粋

今朝、DSブログを拝見し、辻仁成さんが日本での公式な音楽活動をやめられることが書かれていた。「プチ引退を決めた」と。
辻さんの音楽家としての「美学」が、そこにあるように思った。

私は日本の音楽活動にあたりプロモーターさんや会場の事、経済的な責任などはまったく知識がないのだが、ある音楽家の方が、今の状態は死活問題だとネットに書かれていたことを思い出す。 

著作権はどうなっているのか?

絵画でも、随分前に知り合った海外と日本を拠点とする画家の方が、海外は芸術家に手厚く、絵画など国が買い上げてくれ活動の様々なサポートをしてくれるとのこと。

最近、辻さんのYouTubeを検索していたら、若かりし頃の音楽活動をされている辻さんが沢山アップされていた。私が全く存じ上げない辻さんがそこに、生き生きと映し出されていた。

何度も書いているが、私はコロナ禍あたりに辻さんの小説と出会い、その後神戸に戻ってから地球カレッジのZoomで、PCの中の辻さんをはじめて拝見した。PCの中の作家の先生とTVでの愛情料理研究家の顔しか存じ上げなかった。

その後、音楽を知ることになるのだけれど、実際に京都劇場で初めてのライブを拝見して、その素晴らしさに、ステージに立つスターとしての辻さんの存在がハッキリとわかった。半端ないオーラと素晴らしい歌声と演奏。キラキラと周りに小さな金や銀の粒子が舞っているようだった。神々しかった。

その後、今年3月に曼荼羅でライブを拝見。魂を鷲掴みにする演奏と歌声。
底知れない魅力を感じた。思春期から長年ファンでいる方々の声を傍できき、すごく納得した。

ただ、そのような魅力的なライブを維持してゆくには、現実問題というものがあるのだと、知りもしなかった。
アーティストはアーティスととしての自らの魅力を、何の心配もなく自由に表現できる日本であって欲しいと思う。

芸術文化とは、その文化を通して、人々に感動や生きる喜びをもたらし
人生を豊かにするものである。また社会生活を活性化する上で大きな力となるものである。芸術文化が廃れれば、その国も廃ってゆくと思う。

勇気ある熱血に、私は頭をさげる。
やっぱりすごい人なのだ。

作家としても画家としても愛情料理研究家としても他
様々な芸術家として、これからも活躍されて行くだろうし
私にとって少し気持ちが楽なのは、プチ引退で、音楽は個人で活躍されて
ゆくということ。

曼荼羅で、辻さんの音楽に勇気づけられた方々の話を聞き
これからも多くの方々に音楽を通して勇気と生きる力を
与えてくださると信じているので、音楽はこれからも続けて
いかれることに、少し安堵してる私がいます。

それにしましても、熱血力、半端ないです。
推し活ババとしては応援いたします。

ありがとうございます。