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自分自身が自立できなくなった時の備え、どうしていますか?

私は、老人ホームで働く介護士の「かいごの木」です。日々の業務を通して、入居者様の老いや介護について深く考える機会が増えています。

そして、ふと自分自身のことについて考えた時、将来、自分が自立できなくなった時のことをどのように備えたら良いのか、不安を感じ始めました。

そこで、今回は、介護士として働く中で得た知識や経験をもとに、自分自身が自立できなくなった時の備えについて、考えてみたいと思います。

1. 早めに将来について考える


自分自身が自立できなくなった時のことを考えるのは、決して楽なことではありません。しかし、先延ばしにすればするほど、不安は大きくなるばかりです。

そのため、早いうちから将来について考え、具体的な準備を進めておくことが重要です。

2. 自分の希望を家族や友人と共有する


自分が自立できなくなった時の希望を、家族や友人と共有しておくことが大切です。

例えば、どのような介護を受けたいのか、どのような施設に入居したいのかなどを具体的に伝えておくことで、いざという時にスムーズな対応が可能になります。

また、家族や友人にも、介護に関する知識を身につけてもらうようにしましょう。

3. 経済的な準備をする


介護には、想像以上に費用がかかります。そのため、将来の介護費用を賄うための経済的な準備をしておくことが重要です。

具体的には、介護保険に加入する老後資金を貯蓄する介護費用用の保険に加入するなどを検討しましょう。

4. 住居環境を整える


自分が自立できなくなった時に、自宅で生活できる環境を整えることも大切です。
例えば、段差をなくす手すりを設置する滑りにくい床材にするなどを検討しましょう。
また、介護ベッドや車いすなどの介護用品を準備しておくことも必要です。

5. 地域の介護サービスを調べる


自分が住んでいる地域には、様々な介護サービスがあります。
例えば、訪問介護通所介護短期入所介護特別養護老人ホームなどがあります。

これらのサービスについて、事前に調べておくことで、いざという時に慌てずに対応することができます。

6. 介護に関する知識を身につける


介護に関する知識を身につけることは、自分自身や家族にとって大きな助けとなります。

例えば、介護保険制度介護サービス認知症高齢者の心と体などについて学ぶことができます。

7. エンディングノートを書く


エンディングノートとは、自分が亡くなった後のことを書き記したノートです。

エンディングノートには、葬儀やお墓のこと、財産のこと、医療に関する希望などを書き記しておくことができます。

エンディングノートを書くことで、自分の意思を家族に伝えることができ、スムーズな終活を進めることができます

おわりに


自分自身が自立できなくなった時のことを考えるのは、決して楽なことではありません。しかし、早いうちから準備しておくことで、不安を軽減し、より安心して老後を迎えることができます

今回のブログを通して、少しでも多くの読者の方が、自分自身の将来について考えるきっかけになれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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