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自分がよろこぶ生き方

私は今年で介護士歴20年目を迎えました。この仕事を選んだきっかけは、叔父が老人ホームに入所した際、そこで働く介護士の方々に温かく接してもらったことからです。

当時の私はまだ会社員でしたが、その時の経験が私の人生に大きな影響を与え、介護の仕事に就きたいという強い思いを抱くようになりました。

介護の仕事は決して楽ではありません。肉体的にも精神的にも負担が大きい仕事です。しかし、入居者の方々に寄り添い、彼らの生活を少しでも支えることができた時の喜びは何物にも代えがたいものです。

介護士としてのやりがい


私が介護士として最もやりがいを感じる瞬間は、入居者の方々に笑顔で「ありがとう」と言ってもらえた時です。どんな些細なことであっても、感謝の言葉を頂けると、自分がこの仕事を選んで良かったと心から実感できます。

また、入居者の方々とのコミュニケーションを通して、人生の様々な経験や価値観に触れることができるのも、この仕事の大きな魅力の一つです。

若い世代には分からない、人生の深みを感じさせてくれるような話を聞くことは、私にとってかけがえのない財産となっています。

仕事を通して自分を見つめる


介護の仕事を通して、私は自分自身について深く考えるようになりました。入居者の方々の人生を見ていると、自分がいかに恵まれた環境で育ってきたのか。そして、今この瞬間を大切に生きなければならないのかを強く感じます。

また、仕事を通して様々な人々と出会い、それぞれの価値観に触れることで、自分の視野が広がりました。以前は視野が狭く、自分のことばかり考えていた自分が恥ずかしいです。

自分が喜ぶ生き方とは


介護の仕事を通して、私は自分が喜ぶ生き方とは何かを考えるようになりました。

私にとって、自分が喜ぶ生き方とは、 「目の前の人を大切にすること」 だと思っています。

入居者の方々はもちろんのこと、同僚や家族、そして地域の人々など、周りの人々に感謝の気持ちを持ち、できる限りサポートしていくことが、私にとっての幸せです。

介護士として、そして一人の人間として


これからも、介護士として入居者の方々に寄り添い、彼らの生活を少しでも支えていきたいと思っています。そして、一人の人間として、周りの人々に感謝の気持ちを持ち、できる限りサポートしていきたいと思っています。

おわりに


介護の仕事を通して、私は自分自身について深く考えることができ、そして、周りの人々に感謝の気持ちを持つことの大切さを学ぶことができました。今後も、介護士として、そして一人の人間として、精一杯生きていきたいと思います。

皆さんにとって、自分が喜ぶ生き方とは何ですか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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