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入居者に聴いた「老いてから発見すること」3選

私は、老人ホームで介護士として働いている「かいごの木」です。入居者の方々と接する中で、老いてから発見することについて、多くのことを学ばせていただいています。

今回は、その中から、特に印象に残った3つをご紹介します。

1. 本当に大切なことに気づく


若い頃は、仕事や家族、恋愛など、さまざまなことに追われ、本当に大切なことに気づけていないことが多いように思います。しかし、老いてくると、そうした些細なことは気にならなくなります。

入居者の方々は、人生の経験を積み重ね、本当に大切なことは何かを理解しています。そのため、穏やかで充実した生活を送っている方が多いように感じます。

ある入居者の方から、こんな話を聞いたことがあります。
「若い頃は、仕事ばかりで、家族を大切にできていなかった。でも、今は、家族の笑顔を見るだけで、とても幸せなんだ。仕事よりも、家族のことが、一番大切なんだと、やっとわかった」

この方は、仕事で成功を収めましたが、家族との時間を十分に取ることができなかったことを後悔していました。しかし、今は、家族と過ごす時間を大切にしており、とても幸せそうに過ごしています。

2. 人と人のつながりの大切さに気づく


老いてくると、体力や気力も衰え、一人でできることは少なくなります。そのため、周りの人と助け合うことが大切になってきます。

入居者の方々は、お互いに助け合いながら、生活を送っています。そのため、いつも笑顔で、明るく過ごしています。

ある入居者の方から、こんな話を聞いたことがあります。
「若い頃は、独立心が強くて、一人で何でもやろうとしていた。でも、今は、一人でできることは限られている。周りの人の助けがあってこそ、今の自分がいるんだと、改めて実感している」

この方は、若い頃は、一人で何でもやろうとするタイプでした。しかし、老いてくると、一人でできることは限られていることに気づき、周りの人の助けを借りるようになりました。そのため、今は、周りの人と助け合いながら、充実した生活を送っています。

3. 人生は一度きり、今を大切に生きること


老いてくると、人生は一度きりであること、今を大切に生きることの大切さに気づきます。

入居者の方々は、人生の経験を積み重ね、さまざまなことを学びました。そのため、今を大切に生きることの大切さを理解しています。

ある入居者の方から、こんな話を聞いたことがあります。
「若い頃は、未来ばかりに目を向けて、今を大切に生きていなかった。でも、今は、今を大切に生きることの大切さを知った。今を大切に生きれば、未来はきっと明るい」

この方は、若い頃は、未来ばかりに目を向けて、今を大切に生きていなかったことを後悔していました。しかし、今は、今を大切に生きることの大切さを知り、充実した生活を送っています。

これらのことから、老いてから発見することの大切さは、以下の3つであると私は思います。

  • 本当に大切なことに気づく

  • 人と人のつながりの大切さに気づく

  • 人生は一度きり、今を大切に生きること

これらのことを理解し、実践できれば、老いを迎えても、充実した人生を送ることができるのではないでしょうか。

最後に、

入居者の方々から学んだことを、一つご紹介します。

「人生は、山あり谷あり。でも、その中で、大切な人と出会い、支え合って生きていくのが、人生の醍醐味なんだ」

この言葉は、私にとって、とても大切な言葉です。人生は、うまくいくことばかりではありません。しかし、その中で、大切な人と出会い、支え合うことで、乗り越えることができるのです。

これから先の人生も、大切な人と支え合いながら、充実した人生を送っていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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