母から教えてもらった大切なこと

こんにちは、波打ちぎわです。

今日は、私が２０代の頃に母に教えてもらい、自分の考え方が変わったお話しです。
私には、兄と弟がいます。
二人とも結婚していて家族仲も良く、揉め事もなく幸せに暮らしています。

母は、兄、弟の奥さん達をとても大切にしていて、嫁、姑の問題なんてほとんどありません。
それは、母の考えの元に成り立っているのだと思います。

母は私に、「お母さんは、お兄ちゃんの奥さんの事も、弟の奥さんの事も大好きになってあげたい。」
「だって、自分の大好きな子供達が大好きになった人達だから、お母さんも大好きになってあげたい。」
と言ってたんです。
その時に私は、なんでそんな考え方が出来るんだろう尊敬するなぁ。
と同時に、頭を殴られたような気持ちになりました。

だってですよ、もし自分が結婚した時に旦那さんのことは愛せるけど、両親の事を愛せるかわからないじゃないですか？
他人な訳だし。
もし、自分の好きになった人に子供がいたらとか考えると、自分と血が繋がっていない子供の事を愛せるだろうか？
自分に子供が産まれたらなおさらのこと。
きっと無理かもしれないなぁなんて思ってたんです。

けど母の言葉で気付かされました。
私が大好きになった人が大好きに思っている人のことは、同じくらい大切に思う事が大事なんだと。
相手の気持ちを深く理解すること、そこに血縁関係がないからなどのしがらみなんていらないんだと。

母の優しさは真似できないくらい絶大です。

少し偏見を持っていた私の考え方を一瞬で変えてくれました。

それからは、母の言葉を胸に生きています。
母のおかげで今の私はいます。

とても感謝しています。
離れて暮らしているので、大した親孝行も出来ていませんが、帰れる時に帰り、元気な顔を見せて、楽しく一緒に過ごそうと心がけています。