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そのDNARは誰のため?

皆さんこんばんは♪

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本日の内容は「そのDNARは誰のため?」です。DNARは以前記事にしました⭐︎

『DNAR』は、

Do Not Attempt Resuscitationの略です。

蘇生(Resuscitation)を試みない(Do Not Attempt)という意味です。具体的には心停止しても心肺蘇生を行わないことを指します。

脳死の状態で意識が戻らない、心配蘇生は助かっても体の負担が大きく、蘇生後のことを考えて行わない選択をする方も多いです。最近は家族間で「無理な延命をしない」と決めている家族が多いです。

とは言っても残された家族は医師から延命治療を行うかどうか問われると迷います。それはそうです!家族の命に関わる選択ですから。延命治療が本人の負担になってしまっても難しい判断です。

辛い決断になるDNARですが、時に病院スタッフの都合ではないかと思う場面もあります。長期間の療養ができる病院はDNARの確認ができていることが条件になることが多いです。三次救急の病院は長期入院が難しく、入院が長くなる場合は療養病棟を持つ病院の転院を目指します。

すでにDNARを取れている患者さんであれば良いですが、悩んでいる場合だと転院ができません。そうなると病院側が焦ってDNARを取ろうとします。そうなるとトラブルになります。

何事も焦ってはダメですね。今の患者さんの状態、治療方針を考えてDNARが患者さんにとって1番良い選択であることを丁寧に説明する必要があります。間違っても療養病棟に転院するという理由でDNARを取ることは避けたいですね。

そのDNARを取るための説明に医療ソーシャルワーカーも入って、家族がどの点を気にしているのか、どこまで理解されているか、どうしていくことが良いのかを一緒に考えられると良いのだと思います。

本日の内容は以上です。

最後まで読んでくださってありがとうございました😊

明日もよろしくお願い致します🙇‍♂️

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