医療ソーシャルワーカーの業務日記⑱状態変化の説明
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本日は久しぶりに業務日記を書きます。内容は「状態変化の説明」です。病院では状態変化が毎日あります。今回は悪い状態から良くなった話になります。
状態が良くなった話であればポジティブな話と思いきや、今回は患者さんのご家族からご意見(苦情)をいただいた話です。
ソーシャルワーカー21が勤務する病院に緊急入院した患者さんが入院後急変しました。ご家族は医師から「いつ亡くなるかわからない」「すぐに病院に来られるようにしてほしい」と説明を受けていて不安な日々を過ごしていました。
その後危篤状態から良くなり、患者さんは自分で歩けるようになりました。
ソーシャルワーカー21が勤務する病院はいまだに面会制限があり、ご家族は患者さんの状態を直接確認することができない状況です。
今回患者さんのご家族から受けた相談は「最近まで危篤状態だったのに突然今週退院と言われたがどうしたらいいのか」という内容でした。
ご家族は患者さんの状態がわからず突然退院の連絡を受けたこと、病院職員からの連絡ではなく、患者さんから退院のことをはじめて聞いたということです。
連絡を受けた時点では信じ難い内容でしたが、退院の連絡が家族に漏れてしまったことは事実だったようです。
患者さんの状態は余命数ヶ月といわれていましたが、最近は状態が安定していました。余命数ヶ月と言われていたからこそ危篤の時点で覚悟もしていたと思います。そこから状態が良くなったことは嬉しいことですが信じられなかったようです。
医師としては状態が安定しているときに少しでも家で過ごしてほしいと思い急いでしまったようです。
医療ソーシャルワーカーに家族からご意見があったことを担当医に報告して、すぐに謝罪して先生の意図を説明しました。本人、家族も納得して無事に退院となりました。
今回は『説明不足』が招いた一件です。面会制限がなくて、ご家族が患者さんの状態をしっかりと把握できていれば起きなかったと思います。
面会できないからこそ病院側は丁寧な説明が必要だと改めて実感したケースでした。特に状態が変わりやすい病状であれば尚更です。
次回は同様のことが起こらないように、多職種でしっかりと対応を検討する必要がある思います。
本日は以上になります。
最後まで読んでくださってありがとうございました😊
明日もよろしくお願い致します🙇♂️
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