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医療ソーシャルワーカーの困難ケース
皆さんこんばんは♪
いつもソーシャルワーカー21の記事をご覧くださり、誠にありがとうございます!!
本日は『医療ソーシャルワーカーの困難事例』についてです。
note開始初期にも記事にしましたが、noteに慣れたところでもう一度書こうと思いました!
医療ソーシャルワーカーや福祉専門職の方が度々耳にする『困難ケース』という言葉。
『困難ケース』とは、その名の通り支援が大変なケースです。
医療ソーシャルワーカーや福祉専門職として仕事をしていれば必ずぶち当たる壁です。
『困難ケース』といっても表面化の仕方や困難の質に様々なバリエーションがあって一概に言えないです。
そのため今回は一つの参考にしてください💦
問題の程度が大きいか小さいかよりも、支援する患者さんの「解決する力」にもよります。
大きな問題を抱えていても「解決する力」があれば表面化しにくいですが、小さな問題でも「解決する力」が乏しければ表面化しやすくなります。
もちろんどんなに「解決する力」があっても誰が何をしても解決しないことだってあります。
正直『困難ケース』ってなんですか?と聞かれて明確な基準を言える人は少ないです。
それくらい曖昧です。
『困難ケース』を生み出す要因が3つあります。
1️⃣対象者側の問題
2️⃣社会の問題
3️⃣支援者側の問題
1️⃣については、支援される側の患者さんの問題です。
経済的な問題とかではなく、病状とか考え方です。
病状の問題だと、医療ソーシャルワーカーがどうにかできる問題ではないです。
考え方の問題というのは、患者さんが正しいと考えていることが、社会的に認められらない考え方である場合。
極端な話、その行動が犯罪だとします。
しかし本人はそれが正しいと思っているため訂正できない。
すると支援者が疲弊してしまい、『困難ケース』が生まれます。
2️⃣については、社会や法律の問題です。
例えば社会資源の不足や地域の偏見。
とてもわかりやすい問題ですが、これを解決するのにどれくらい時間がかかるのか。
法律の改正や、一度偏見を持った人の考え方を変えるのは時間がかかります。
3️⃣について、これは医療ソーシャルワーカー側の問題です。
不適切な対応をしてしまった結果『困難ケース』が生まれる場合もあります。
医療ソーシャルワーカーの都合で支援する、患者さんの意向を無視、意味のない支援を続けると患者さんとの援助関係の破綻が起きやすくなります。
『困難ケース』の明確な基準はありませんが、ソーシャルワーカー21が考えたのは3点だと思っています。
色々な方の論文を読んでも統一されていないことが多いのが現状です。
1️⃣と2️⃣に関しては珍しいケースではないです。正直よくあります。
3️⃣についてはあってはいけません。ここまでの事態になる前に担当者変更など手を打つべきです。
ではこの1️⃣2️⃣3️⃣全部揃った場合はどうでしょうか。
これこそ『困難ケース』になると思います。
『困難ケース』と向き合う医療ソーシャルワーカーは負担が大きいです。
今まで積み上げてきた経験が一切通用せず、自信を失ってしまうこともあります。
ソーシャルワーカー21は2年目にその経験をしました。
立ち直るまで時間がかかりました。
そのケースは今でも忘れませんが、今のソーシャルワーカー21だったらどういう支援ができたのだろうと振り返られるようになりました。
機会があればソーシャルワーカー21が経験した『困難ケース』を紹介したいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました😊
明日もよろしくお願い致します🙇♂️
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