#61【膵臓癌治療記43】FOLFIRINOX 運命の検査日

抗がん剤の副作用。
前回のもかなりキツいと思っていたんだけど、この3ヶ月のFOLFIRINOXの副作用は本当に辛かった。
というかまだ終わったわけではないので、過去形はおかしいな笑。本当にキツい。
 ポートを体内に仕込んだことで、点滴じゃなくなったのは非常にありがたくて、そのストレスはとても軽減されたけれども、体に抗がん剤をいれていることには変わらないので、辛さが軽減されるわけではないのよね。最初の時と変わらず今も地獄のようにダルくて気持ち悪い。体重も50キロ近くをウロウロしていて、奥さんと名勝負を演じ続けてる!

以前にも書いたとおり(書いたっけ?)投与した週はほんとにだるくて気持ち悪くて、1週間身動きが取れない。翌週は逆にクールタイム(俺が呼んでいるだけ、楽な1週間。この週は仕事も出来る。ラーメンも食える)になるんだけど、この1週ずつをひたすら繰り返す感じ。
一番の問題はこのエンドレスな地獄を俺の心が持つかどうかだけ。頑張れてる。娘たちのお陰かな。
それとも、やはり仕事があるのがよいのかな。

心が折れそうな気配は今のところ全くない。

さて、今日は7月16日。
FOLFIRINOXを投与し始めて3ヶ月が経過して、効いてるかどうかの検査日だ。
結果自体は来週だが、今日が一番緊張する。
何せ今までこの類いの検査は全て❌を食らってきたから、嫌な予感が拭い去れない、、、
転移、再発、増大、、、
一度たりとも良い結果だったことはない。
今回はこんなに大変な想いをしているんだから効いてくれ。と俺の心の声が叫んでる。
毎週の血液検査の腫瘍マーカーは下がり傾向のようで、その一点において祈るしかないんだけどね。

結果は来週。
自分の肉体と精神に期待します❗

さ、ラーメン食べよ。

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