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痛みを放置する代償

痛みとは?

身体にとって不都合なことが起こっている。

 年齢を重ねると、肩・腰・肘・手首・膝…

身体のいろんなところに

「痛み」が出やすくなってきます。

急性のものから慢性的なものまでありますが、

痛みは「今の状況を避けたい」

という身体からのシグナルです。

わたしたちに身体がダメージを受けている

ことを知らせるための防衛反応であり、

痛みを知らせることで、

わたしたちの身体を守ってくれています。

痛みへの反応

ストレスへの反応

身体は痛みを感じると

「ノルアドレナリン」というホルモンを分泌します。

「ノルアドレナリン」というホルモンが分泌されると

交感神経が有意の状態になり、

・恐怖・怒り・不安・集中・覚醒・鎮痛

などに関与します。

このことで、血管を収縮させて

血圧を上昇させることがわかっています。

決して「ノルアドレナリン」が分泌されることが

悪いのでありません。

時には緊張状態で集中力が増すことが

必要な時もあります。

ただ、これを長時間続けると、

身体にとって良くないのです。

身体のどこかに痛みが生じて、

そのまま放置しておくというのは、

上記にもあるように、

「恐怖」「怒り」や「不安」な状態を

持続させることと同等ということなのです。

「恐怖」「怒り」「不安」を持続させていたら、

心身ともに良くないことは想像がつきますよね??

痛みに対して大きく2つの反応が取れます。

①痛みに対しての処置をする。

②痛みが出ないための身体づくりをする。

①は治療や、薬(添付薬、飲み薬など)

などで対処する方法で、

即効性があり、

耐え難い痛みがある時にはとても有効な手段です。

ただ、根本解決につながるわけではなく、

あくまで反応への対応となります。

②は逆に即効性はありません。

また「治す」ことはできません。

ただし再発しにくい身体を

つくっていくことができます。

私たちが力になれることは②の分野です。

①の分野は専門外です。

そこはプロへと託します。

運動を続けることで、

痛みの少ない、出にくい身体をつくっていく。

私たちはそのことで

生活の質を上げていくお役に立っていきます。

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