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掃除機を買いに行ったら驚きの光景を目にした
我が家の掃除機がご臨終
ある父の日目前のこと。
父は綺麗好きで(かつ全く母が掃除しないので)
退職してから我が家の掃除を担ってくれている。
私は「ケーキ買って来るより掃除手伝った方が嬉しいよね?」と言った。
父は「それはそうだね。」と、私と一緒に家を掃除をする約束をした。
父の日当日
私は廊下の掃除機をかけ終わった後、
全館空調のフィルター掃除に取り掛かかった。
掃除機に小さなブラシのアタッチメントを付け、フィルターの枠になっている部分を丁寧に掃除機がけしていた
その時。
頻繁に掃除機が止まる。
サイクロン式なのでゴミが溜まっていれば自動で止まるのだけれど、中を見ても全くゴミはない。しかし止まる頻度はどんどん上がっていく。
そして終いには電源ボタンを押しても反応しなくなってしまった。
実はこの掃除機前から使い勝手が悪いなと思っていた。
海外に住んでいた頃のサイクロン式掃除機はフィルターなどの
ややこしい部品は一個もついておらず、全部水洗いできた。
しかし日本製はそうはいかない。
高性能を謳うからには様々な箇所にフィルター等がついていて、中をからにするたびそこも一緒に掃除しなければいけないのだ。
というわけで掃除機のゴミが引っかかる箇所全て綺麗に掃除した。
しかし症状は改善しない。
ご臨終だ。
実機を見たいので家電量販店へ
買い直すしかない。
サイクロン式はもうごめんだ。紙パック式にしよう。
というわけでそのまま家電量販店の掃除機売り場へ直行。
するとそこには驚きの光景があった。
海外製の超高価なモデル以外の日本製の掃除機はみな似たような特徴なのだ。
スペック上吸引力が高くなるためかホース部分が短く、ヘッド部分も小さく、いかにも髪の毛が絡みそうなツイスト型のブラシが回る。
日本に来る前使っていたMieleが懐かしい。
ホースが長くて、ヘッドが巨大で、ヘッドにブラシなんてついていない。
そしてやたら本体が重い。
実は店頭にもあったが7万円以上の超高級品。
そこまで出すか?と言われれば出したくはない。
しかしなぜだ?
なぜどこのメーカーも談合でもしたかのように同じようなモデルばかりなのか。
家電も流行がある。それは分かっている。にしても同じ過ぎないか?
集塵力は弱めだがヘッドが大きくてブラシに髪の毛がからまる心配がないとか、
吸引力は落ちるがホースが長くて窓の上も本体を床に置きっぱなしで届くとか、
そういう個性が全くない。
よって逆に選べない。
選べない=人気に乗っかるしかない
結局買って来たのは人気モデルだった。
人気のものでもモデルが2種類あり、価格に1万円の差があった。
何が違うのか店員さんに聞いてみた。
長い隙間ノズルのアタッチメントがついているのと、「回転ブラシクリーニング機構」なるもの、とはいえ説明書によると「ブラシに付着したゴミ全てを取り除くわけではない」
この2つだという。
それで1万円取るのか。本体のスペックは全く同じで。
流石にちょっとショックだ。
安い方にした。
早速家で試運転をした。
爆音だった。
ちなみに故障した方の掃除機は時間を置いて再度電源をつけると動いた。
しかしこれまた爆音というか、異音がする。やはり寿命か。
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