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ヨーロッパにある私の地元

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ヨーロッパのとある国出身の私から見た当時の景色や、経験してきたこと、そこから考えることをまとめます。
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#外国

地元で日本人の店が不法就労で摘発された話

私の地元の隣町には日本人街があった。そこには評判は、まあ、可もなく不可もなくなごく普通の…

宗教上の理由で志望校に受け入れられなかった話

進学先の候補私の地元では小学校5年生から次の学校へ進学する。成績の良さによって3つの種別の…

地元の学校を手本にしようとしないでほしい件 -Ep.4: 地方分権編-

このシリーズは教育面でイメージの良い私の地元の学校制度の課題を指摘するものである。 地方…

地元の学校を手本にしようとしないでほしい件 -Ep.2: 設備とリソース編-

前作の続きです。 私の出身国は国としてはかなり裕福なのに、なんだかそれに見合ったお金が教…

地元の学校を手本にしようとしないでほしい件 - Ep.1: 社会階層の再生産編 -

このシリーズは教育面でイメージの良い私の地元の学校制度の課題を指摘するものである。 前回…

私の出身国では時折無差別殺人事件が発生していて、その舞台が学校であることも -「ゲ…

タイで痛ましい事件があったので思い出したことを書きたいと思います。 被害に遭われた方にお…

90年代初頭の地元はマジ後進国だった話 -店内飲食編-

まだ日本に帰ってきたらばかりの頃、テレビでは「外国人観光客が店のものを食べてから会計しようとしてる」とよく話題になっていた。 この行動は私の育った地域では普通だったか?と聞かれれば間違いなく昔は普通だった。他の地域はどうかと気になったのでネットで簡単に調べてみたが、意見が 【一般的派】と【教養ある人はやらないよ派】で意見が割れていた。 実はこの問題、国や地域だけでなく見方や立場によって意見が分かれる話なので簡単に解説してみたい。 地元のスーパーの例地元はヨーロッパの歴史

地元の学校を手本にしようとしないでほしい件 - Ep.0.5: PISAショックの思い出編 -

前作はこちら 相変わらず日本人と話しているとドイツの教育ってイメージがいい気がするのだが…

「外国人は4ヶ国語できる」という言説とリスク

前回私の出身国の教育制度の問題点について語りました。 「外国人」は「4ヶ国語」以上できる…

地元の学校を手本にしようとしないでほしい件 - Ep.0 小4の成績が将来の仕事を決める…

社会制度が比較的ちゃんとしているし、「教育もそんなに変じゃないでしょ〜」というイメージが…

運の善し悪しではない - 差別主義者は“ニューカマー”を的確に見つけている

私は実は日本人学校に通っていた時期があります。 そういう日本人コミュニティの中にいると何…