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変な喫茶店で相談2

「なんだかなーって感じです」
と、話すと髭メガネは、
「社長に直談判する前に間の人には言わないの?」と。

それはそう。
でも、
主任は社長と昔からの馴染みだし、
コンサル会社の事務長も社長の兄弟の友人だし。
みんな身内みたいなもん?

だから、あまり耳の痛い内容は伝えて貰えない傾向にある。と、私は思っている

「、、てな、感じですね」

「でも、社長さんに直談判して改善してくれたこともあるなんて、結構立場的にはいいとこなの?」

「いや、ただの女性社員です」
「ふっ笑   仕事は? 好き?」
「はい」
「そうか  じゃあ答えは1つ!」

ドキドキ ドキドキ

「覚悟を決めて出すぎた杭になる   そして、実力で黙らせる」

もーーーーー

そんなのは分かってるっつの!!
それができればこんなグダグダしてない。

「これで500円、、高っ」
ぽそっと言ってしまったけど、髭メガネは笑いながら

「払わなくてもいいよ」
と言った。

「解決してから払ってもいいし、スッキリできたら払ってもいいし、逆にずーっと払わなくてもいいんだよ(ت*)」


あー、なるほど
自分で決めて、考えるってことなの?

じゃあ。
と、私はブタの貯金箱に500円を入れた。

「相談料にね、思いつきデザートがつくけど、食べる?」



※画像を使わせて頂きありがとうございます!!


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