たかしの菜園日記　収穫バサミの手入れ

　菜園では、百均のモノから1000円以上まで5、6個のハサミを使用しています。どれも使っているうちに段々と切れ味が鈍ってきますね。安いものほど早い(当たり前か)です。ビニール類がスパッと切れないとイライラします。
　時々電気ドリルに付けたグラインダー(やはり百均で購入)で研磨しています。百均のヤスリでも大丈夫と思います。平らに研磨する必要はなく、ギザギザで構いません。ミクロで見れば、ノコギリで切るという感じになります
　ハサミの刃先外側は、2段階の構造になっています。外側が30度位、その上のごく狭い部分が60度位の鈍角になっています。虫眼鏡で観察して、同じようにグラインダーで削ります。鈍角の部分は、力を入れて切る時に、刃こぼれがしないためです。
　ただし刃の内側、噛み合わさる部分は削ったり研いだりしてはいけません。噛み合わせるために特殊な加工をしてあるからです。特に高級なハサミは、内ゾリになっていて、普通には研げません。
　買った通りにはならないかもしれませんが、切れ味はそこそこ復活します。ちょっと高めのキッチンハサミも手入れしています。一度お試しあれ。