資格は、見たい自分になるため
なんとなく
若い子は資格の話に食いつきが良く、
年上はそんなのより経験、とブツブツ言ってる気がします。
それぞれ不安や苦労をベースにしてるとは思いますが、
氷河期世代女性としては、
難しい資格を取っても理解されない
経験を積む機会も与えられない
積んだ経験も安く見積もられる
という、三重苦を経ているので、
「拠り所はあると良いよね」
とかの中途半端な感想になってしまいます。
ただ、若い子の方が物事をちゃんと知ろうとしている分、気が合います。
正しく知らない事を不安と思う感覚には同意し、
正しさ志向の持ち合わせ
がはっきり見えるという安心感もあります。
受験条件の謎
世の中の資格の多数に受験条件というものがあり、
受けられない資格もあります。
手技的なものがメインの仕事に実地訓練が前提、とか納得できるものもありますが、
職務経歴や学歴なんかは、
・大学からやり直せと?
・大昔の学歴や古い経験でいいならほぼ無意味では?
・7年や10年の経験って今どき要る?
みたいなのは、その業界の
教える側の努力を疑い始めます。
論理的であれば分かる・できるだけ短期間でできるようにする、というDXの不在もありそうだし、
センスや根性の有無を見るための生き残り確認ならば、
転職による人材流動化に遅れをとってる。
予め知ってて来ないと逃げたくなる空気感があったり、現場の教育がヤバい業界なのか?なんて邪推も。
やる気のある人の業界へのトライを妨げることにもなり、
話が解ることが明確で仕事を繋げるアンカーにもなる、
他業界内の灯台みたいな人も生まれにくそう。
なんにせよ、人手不足、閉塞打破不回避のこの世の中で、贅沢な事です。
自分の資格
かくいう私も、ぼちぼちですが資格は勝手に取って来ました。お金を掛けてないことだけは自慢です。
非常に安直な人間なので、
できれば良いのに、と言われればできようとするし、
目の前の人の言ってる事は完全に理解したい。
だから解ることを増やしたい。
人が喜んでくれると嬉しくて、
見たい世界を見て、解る自分を感じたい。
資格勉強はまとまっている分、
世の中がシンプルに見えてくるのも良いです。
偉そうにしてるけど、こんな親しみやすい内容なのかー、とクスッとしたり。
取り組みの心意気としては個人的に過ぎるかも知れませんが、
会社だって、
資格者を置くことで安心するだけでちゃんと意見を聞かなかったり、
責任を押し付ける為に利用したりと、
資格に対してセルフィッシュな所もあるので、
下手に期待しすぎず、まずは
自分の知識の結晶化として、
キレイで硬いものができるのを、
喜んでいいのではないかな、と思っています。
私はそんなイメージなので、
すぐに役立つ訳でもない資格は、
アクセサリーを買うと思って
本代や試験費用を財布から出している時もあります。
キレイな結晶ができていれば、
知性がきらめく時もあるかもしれないし、
それ良いよねー、と
声をかけてくれる人もいるかもしれない。
まあ、私の場合はチープなアクセサリーですが、
しっくりくるものも、ちょっと冒険なものも、
後々まで楽しめるように選んではいるつもりです。
だからコレクションを邪魔する受験条件がキライなんです〜
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