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この夏にぴったり!むしろ寒いまであるか!?超自然型流しそうめん「吾妻庵」!

山を登って…

山を登って…

ア…キレイ…

景観の破壊者ソーラーパネルを超えて

たどり着いたのが…

こんにちは、大好きなのはひまわりの種とそうめんな上田です。
今回は福島市の山の中にある
湧き水を使った流しそうめん屋さん「吾妻庵」を紹介したいと思います。

滝の前で食べる流しそうめん

今回紹介する吾妻庵さんは滝の目の前で流しそうめんをする
大自然密着型の流しそうめん屋さんです。
最近は福島市のテレビ番組でもよく特集されている事もあってか
予約無しで行くと余裕で一時間くらい並ぶハメになります。

多分夏休みになるともっと酷いので行くときはネット予約をしましょう。

店の前には釣り堀も併設されており
釣った魚はその場で塩焼きにしてもらう事も可能です。

釣り竿のレンタル料は無料で釣った魚に応じて料金が発生するタイプです。
釣れなくて大損する事も無いですし、釣れ過ぎて困る事もありません。

料金はうろ覚えですが
100gあたり300円
餌代200円
調理代、内臓処理代、保冷剤etc…各200~300円
みたいな感じになっています

リリースは禁止、釣ったら購入確定なので軽い気持ちでやらないように。

魚はめちゃくちゃいるけど釣れる人もいれば釣れない人もいます

いざ店内!

焼き台からニジマスの焼ける匂いが漂う中、受付を済ませると…

そこには、見事な滝とニュルンと流れるそうめんが!

席についてから数分程待つと注文していたAセットが到着!
(ニジマス塩焼き、天ぷらセット 税込み2,200円)

ニジマスの塩焼きは見た目通りしっかり火が通っており
皮がパリパリ、身がほくほくで非常に美味しい!
内臓処理もしっかりしているようで苦味など殆ど無く
川魚特有の生臭さも感じなかったので
ひたすら塩と魚のうまみを感じる一品でした。

尚、骨が結構あるんですが
かなり細い骨なのでそのまま食べてしまいました。
流石に背骨は取りましたが

気になる人はめちゃくちゃ気になると思うので
注文する際はご注意ください。

そして、面白かったのがこちら!
クレソンの天ぷらです!
クレソンというと結構匂いが強い香草のイメージがあったのですが
天ぷらにすると不思議な事に匂いが消滅します。

むしろほくほくしてフライドポテトくらい食べやすくなるので
吾妻庵にきたら是非試してもらいたい!
※ちなみに本物のフライドポテトも売ってます

そして、今回の主役そうめん!!

レーンから流れてきたそうめんを取り箸で取って

大事な事なのでもう一度言います

レーンから流れてきたそうめんを取り箸で取って
蕎麦猪口に入れて割り箸で食べます
※不特定多数の人間で行う流しそうめんなので
この辺は絶対に取り箸を使うように

このコースはそうめん食べ放題(45分間)なので
正直あまり麺の質は期待していなかったのですが
思った以上にコシがあってのどごしのいい
素直におかわりしたくなる美味しいそうめんでした。

薬味のネギが少し少ないのが難点ですが
めんつゆはたっぷりもらえるので
最後まで味が濃い状態で食べられるかと思います

またこようね

お子様用のドリンクも完備

そんなこんなで美味しいお食事と
むしろ寒さを感じるくらい涼しい店内の吾妻庵
6月の時点ではアブやオニヤンマが出てなかったので
大型の虫とか苦手な人は今いくのがチャンスかもしれません。

大人も子供も満足出来るいいお店なので
福島市に来た際は是非立ち寄ってみてください!




というのが表向きの感想であって
本音を言うと悪い点もいくつかあった。

察しがいい方は何となくお分かりだと思うが
この店は衛生面にやや難がある。

今回座席はこのようになっていて
私達Bのグループとは別にAのグループが先に飲食していた

そう、このAグループが問題なのだ

Aグループの構成は未就学児くらいの子供が二人
母親とおばあちゃんが一人の四人グループだったのだが

〇で囲ってるのが子供の位置

二人の子供が食べる用の箸で直接そうめんを取っていたため
下流に来るそうめんが汚染されてしまったのである。

しかも、大人二人が一切注意する気配が無く
ニコニコしているだけの地獄のような空間だった。

見かねた私が同行した彼女に向け
「ここは取り箸でそうめんを取るんだよ」
と、周りに聞こえるようわざとらしく説明したが
Aグループはその後も取り箸を使う事はなかった
※子供用に取り箸変わりとしてザル?みたいの物も貰ってたようでしたが
少なくとも片方の子供はずっと取り箸を使っていなかった

むしろ、私達Bグループの更に下流にいた
外国人のCグループは取り箸を使っていたので
※しかも箸と無縁な国の方々
ただただAグループのモラルが低いという話である。

皆が使う場所だからこそマナーを大事にしよう

飯食ったあと子供が喜ぶヤーツ

では、子供が悪いのか?というとそんな事は決してなく
悪い事をしている子供を叱れない親が100%悪い。
その辺のマナー違反を注意出来ない店側にも多少責任はあると思うが
そもそもの話として他人の事を考えられない大人がいけない。
少なくとも箸が二膳ずつ出てきた時点で察す機会はあったはずだ。

特に流しそうめんの性質上
上流にいる客はその辺を一番考えなければいけないので
「客ガチャ」に外れると嫌な食事、嫌なイベントになってしまう。

とりあえず今回はAグループの子供達が箸を使ってないタイミングで
うまくそうめんをキャッチしてある程度食べる事は出来たが
気持ち的にはどうしても遺恨を残す結果になってしまった。

外国人観光客も訪れるくらいの最高のロケーションや
普段食べる事が出来ない珍しい食事も些細な事で全て壊れてしまうので
皆が気持ちよく使えるよう一人一人がモラルを意識したい所だ。

これから吾妻庵を訪れる方、特に上流の席になった方は
取り箸をちゃんと使って美味しくお食事をしよう。

店は最高だから、本当に、店は最高だから。


吾妻庵公式サイトはこちから

以下、メニューとか使わなかった画像

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