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あの頃へ。

今朝 ラジオから流れてきた
落合恵子の「絵本の時間」。
一冊の絵本を開く時 あなたのもうひとつの旅が始まります」
と 甘い声が部屋に流れる。
私たちの青春時代、「レモンちゃん」と呼んで
文化放送の深夜ラジオを聴いた。受験勉強そっちのけで聴き入り
眠れない夜も過ごした。
ちなみに 当時のメンバーはだれだったか。もう 故人になった
かたもいますねえ。

「セイ!ヤング」
月曜日は土居まさる、
火曜日はみのもんた、
水曜日ははしだのりひこ、
木曜日はかまやつひろし、
土曜日は加藤諦三、
そして金曜日は落合恵子
懐かしいです。

 明治大学文学部英文学科卒業後文化放送にアナウンサーとして入社。
日野自動車がスポンサーの放送もあった。
深夜トラック運転手さんたちの、いやいや やっぱり受験生のマスコット。
真夜中のレモン。。。
今は 絵本の「クレヨンハウス」主宰。日曜の朝 季節の挨拶
色どりを混ぜながら語る 絵本の世界。それは もう 絵本好きの
おとなには しびれる時間です。しかもオールディーズの曲と共に。

ああ
あの頃のわたしたちって・・・なんて しばし うっとりしながら聴いて
いました。が すぐいやいや ご飯の準備してたんだと我に返ります。
あなたは どんな朝でしたか?(ちなみに彼女とは どれだけ歳が
違うでしょう。私のお姉さんです。随分。)
 今日の絵本は、

ダニエルは近所の人たちと仲良し。街を歩いていると、みんなが「いい一日をすごしてね!」と声をかけてくれます。「いい一日ってなんだろう?」ダニエルは、おばあちゃんちに歩いて向かいながら、いろんな人に尋ねます。「ねえ、サンチェスさんにとって、いい一日ってなあに?」「おねえさんは、どんなときに、いい一日だって思うの?」

仲良しのサンチェスさんは「空が晴れ渡ってる日」と言い、「だってこんなふうにペンキが塗れるでしょ」と答えます。凧を持っているおねえさんは「穏やかに風が吹いている日」と答えます。ダニエルはお隣のご夫婦にも聞きます。公園で子どもを抱えるシッターさんにも、バスの運転士さんにも……。

それぞれ答えは違うけれどどの人にとっても「いい一日」がある。そして、皆、自分の大切なものが「いい一日」を作っているのだとわかります。おばあちゃんには大好きなダニエルがハグしてくれた今日が「いい一日」なんだってことも……。

世界のささやかなものへの愛が溢れた、美しい絵本。作者のミーシャ・アーチャーは、初めての自作絵本『詩ってなあに?』でエズラ・ジャック・キーツ賞を受賞。油絵やコラージュを使った技法で、カラフルな作品を作り出しています。

本書で、最後に家に帰ってきたダニエルに、お母さんは尋ねます。「きょうは、どんな一日だった?」 そこで「すっごくいい一日だったよ」とほほ笑みながら答えるダニエルの表情が素敵なのです。みんなの愛する「いいもの」が、わたしやぼくの、幸せにつながっていくんですね。ダニエルは自然にそれを学びます。日々のシンプルな幸せに気づかせてくれる、そして、力強い未来への希望が伝わってくる絵本です。

(大和田佳世 絵本ナビライター)絵本ナビより

絵本は、今日、 初めて知りました。また図書館で借りてこよう。
あなたの いい一日を また教えてね。
では また。




もし 心に留まって下さったら、、、本を出すと言う夢に使わせていただきます。