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電車という名のきみ①

この頃ね 電車で呟いてると(もちろんこころの中でやけど)
いつのまにか 最寄りの駅に着いてるんよ。
浮かんだ 言の葉の切れ端をメモしてると 車窓が
ふぁーっと走りすぎて もう 速いんよ。。
ふふ。隣に座って お勉強しているおとこのこの横顔、
ふぁーっとね、時間がすぎるねん。
 とりとめもなく 変哲もない時間が なんともいいの。

 退勤の
秒針にらみその時に
「いいかな」と覗く笑顔あり
どうぞと返し観念す

うそやろ?
三段跳びでホーム着く
間に合ったんだ わかってた?
  雨に降られそうで 思い切り走ったら
  普段は乗れないきみに乗れた。。。ありがと。

あのさあ?
帰りのきみは違反ちゃう?
むきになってる?それさえ 聴かぬか

ほんまやで
きみ 焦ってる
キイキイきしんで
風を切ってさ

朝は待ち合わせて5分
夕は置いてく待たないぞ
うんうん それでいい
所詮 localじゃないの

そらが広くて
まるで手が届くと
勘違いするよな
いなかの平野ののどかさよ

隣のな
男子のノートまばゆくて
なんかしあわせ 家路も近い。

また 遊びました。


 



もし 心に留まって下さったら、、、本を出すと言う夢に使わせていただきます。