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おぼろげな寵愛を受けて

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絵本の中のファンタジーな世界をイメージした楽曲集です。イメージが伝わりやすいようにそれぞれの曲には物語風のフレーバーテキストが付いています。他のマガジンと世界観は共有しているので…
運営しているクリエイター

#シリーズ

10,狼頭は旅をする

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シリーズもの10曲目です。 シリーズとしてはこの曲で最後になりますが、エンディングっぽくな…

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09,風に流されるままに

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シリーズもの9曲目です。 爽やかなにシンプルに書いたつもりが、結構重量感のある曲になった気…

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08,羊頭狗肉な放浪者

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シリーズもの8曲目です。 コミカルで掴み処のない曲です。一見接しやすく親しみやすそうなの…

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07,水びだしの本の部屋

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シリーズもの7曲目です。 不穏でちょっと神聖な雰囲気も醸し出すような始まり方をする曲です…

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06,血気盛んな三文役者

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シリーズもの6曲目です。 舞台に立った事のない人物が初めての演技に四苦八苦しながらも全力…

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05,愛児の忘れ形見

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シリーズもの5曲目です。少し不穏な雰囲気から始まったと思ったら急に覚悟をきめ出すような、…

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03,いつか語継がれる物語

シリーズもの3曲目です。 静かに始まり徐々に激しくなる曲です。現実味のないまるで御伽噺の様な話を延々とされるイメージで書きました。構成はシンプルに、語りを聞いている時に流れるBGMのつもりです。 物語の時系列的に、過去曲の雰囲気を何曲か混ぜております。 以下この曲の物語。 「床と天井のガラス越しに初めて見る魚を眺めなていると、そっと壁際のベンチに座らされる。隣に腰を下ろす彼女の手には一冊の本があった。 "この本にはあなたが知るべきことのすべてが記されております。" "直接お渡しして、あなた自ら読み進めて頂いてもよいのですが…" "自身が置かれている状況も分からないまま、ただの記録でしかないこの本を読んでも理解できないでしょう。" 彼女は手にしている本をベンチに置くと、目を瞑り息を吐く。 今まで、あの部屋の中で過ごしていた日々に疑問を抱いたことはなかった。部屋の外を知った今、目につくすべてに興味が向く。彼女が何を言っているのか、きっと聞いても全て理解はできないだろう。 "この施設は元々とあるお方が自身の為に作ったものでした。" "自身の抱える悩みを解決する為にこの施設を造り、この施設を運営するためのすべてを創りました。" "そのお方は今は此処におりませんが、定期的に帰ってきます。" "あなたはあの方にとって特別な存在なのです。" "それでいながら、どうかかわれば良いのかわからない存在。" "あなたにはあの方の為に、私たちの為にすべてを知っていただきます。" "この本について、私が解説を入れますので共に読み進めましょう。" ”どうかあの方の為、私たちの為…、そしてあなた自身の為に、どうか全てを受け入れてください。”」

02,誰が為の水底研究所

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シリーズもの2曲目です。 寂しさと淡々と流れていく時間をイメージして書きました。失われる切…

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01,狼頭の成れの果て

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シリーズもの1曲目です。 ちょっと不穏な雰囲気とこれから物語が始まるという前向きな気持ち…

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