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肩こりメンテナンス

コリ取りマスターのルアンです。
今回は「肩がこる」きっかけについて解説します。
最後に肩こりメンテナンスもお伝えします。

見続けるが肩こりを作る

いきなり答えを書きました。
肩こる原因の多くは「見続ける姿勢」です。
デスクワークでパソコンや資料を見続ける。
休憩中にスマホで息抜き。私たちは多くの時間を文章や動画をみています。
この「見る」が肩こりを作ります。
見るだけなのになぜ肩こりができるの?
と思いますよね。
それは
目線を保つために首や肩を固定するからなのです。
無意識で長時間首や肩を固定しているので筋肉が固まりコリ化していくのです。

肩こりが集中力を下げる

首や肩が固まると呼吸が浅くなります。
脳が酸欠になると集中力が低下します。
頭がぼーっとしたり、あくびがでたり。思考の速度が遅くなります。
脳は体重の2%の重さ対して酸素消費量は体全体の25%を消費します。
脳は酸素を大量に必要としています。
首や肩を固めた姿勢を続けることは脳の酸欠を招くのです。

頭と腕の重さで肩がこる

見続けるときの姿勢が重要になってきます。
首や肩の筋肉は頭と腕に繋がっています。
スマホやパソコンを見るために頭を下に向けていると頭の重さが負担になります。
頭の重さは体重の約10%あります。
ボーリングの玉くらいの重さが落ちようとしているのを首や肩の筋肉が頑張って支えています。
片腕の重さは体重の約6%です。50kgの体重で3kgが片腕の重さです。
2Lのペットボトルを持ち続けるのですら大変です。

首、肩の筋肉を楽にする姿勢

自分の頭と腕の重さが首、肩の負担になるとわかると
その負担を減らしたいですよね。
首、肩を楽にする姿勢があります。

  • 背骨を立てて頭を乗せます。

  • 肘をリラックスさせ胴体に近づけます。

  • 奥歯に隙間を作り噛み締めないようにします。

この3つです。
解説します。
背骨を立てて頭を乗せる
骨は体の重さを支えるためにあります。骨盤、背骨、頭蓋骨を一直線にすることで頭の重さを支えることができます。
筋肉は動きが仕事、骨は支えが仕事です。
骨が崩れて支える仕事をを筋肉が代わりにやることで負担になりコリ化します。
肘をリラックスさせ胴体に近づける
肘を張ると肩の筋肉で腕を持ち上げ続けることになります。重力に任せて肘をだらんとリラックスさせましょう。
奥歯に隙間を作り噛み締めないようにします
無意識に噛み締めている人が多いです。
噛み締めると顎関節と三叉神経が固まり、耳や目の疲れ、頭痛の原因になります。
顎を緩めることは効果があります。

まとめ

  • 見続けることて首や肩が固定され肩こりを作る

  • 肩こりから呼吸が浅くなり、脳が酸欠になる

  • 酸欠の脳は集中力が低下する

  • 頭と腕の重さで肩がこる

  • 筋肉の負担を減らす姿勢が大切

筋肉は動きが役割、骨は支えが役割です。
顔を下に向けたり、背中を丸くしていると骨の役割が果たせず筋肉が頑張ってしまいます。
姿勢をまめに整えると肩こり解消と血流アップになります。
集中力を上げるには深い呼吸を意識的に行うと効果があります。

最後にコリ取りマスター式メンテナンスを伝授

  1. 椅子に座り、骨盤を立てます

  2. 背骨を積み木のように積み上げます。腰椎5個、胸椎12個、頸椎7個、そして頭蓋骨。したから5個、12個、7個と背骨を数えながらまっすぐにしていきます。背骨が整ったらその上に頭蓋骨を乗せます。

  3. 骨盤、背骨、頭蓋骨がまっすぐになったら骨が頭を支えてくれます。丸く固まった背骨をリセットする習慣をつけるとよいです。

  4. 肩甲骨を背中の中心に引き寄せて、次に肩甲骨を外に広げる。次に肩甲骨を今やった中心と外側の中間に持ってきて終了。これを3回繰り返す。

コリは押したり揉んだりではなく動きで整えると柔らかい筋肉になっていきます。

あなたのコリの症状に合わせたコリ取りレッスンやってます。


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