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成人する私への焦り


19の時、成人する事が、
凄く怖くて怖くて仕方なかった。
焦燥感と共に、感情のままに書いてるので文めちゃくちゃです。)

周りは、大人になる事を喜んでくれていたのに、私は1ミリも喜べない、むしろ不安感を抱いて誕生日が近づくにつれて不安で不安で辛くて仕方なかった。

20の誕生日なんて、一生来なければ良いと思っていた。

成人しても、成人した事への喜びなんて、1ミリも感じられなかった…

ただ、大人の仲間入りとして、
子供のままの、大人になりきれない自分をどうにかして隠して…

大人になった自分が想像できなくて、子供の時と何処が変わったのかも分からなかったし…むしろ自分は、大人になれてないと思えた。


自分の中では大人になりきれない子供の
感覚のままなのに

周囲からは、急に大人でいる事を求められ始めて…

自分の中で自分は子供の部類だったとしても、

大人としてこれからは、大人の対応して、大人として振る舞って生きていかなきゃいけないって言う、そんなプレッシャーだけがあった。

成人したら急に周りから「大人」と呼ばれ始めて、大人でいる事の対応を当たり前の様に求められる。
それが面倒くさいから嫌と言うわけじゃなくて…
「私は大人!!」と言う自信が、ないのも相まって、重く感じる。

ただ、私にとって「大人でいないといけない」と言うその部分に、プレッシャーを感じてしまっている。

他人から求め出し始める『大人』を私はどうにかして振る舞って身につけなきゃいけない。そんな気持ちだった。

まだ子供の…小学5年生くらいの自分に対して…
急に周りから「明日から大人の対応しろよ!!!!」って、言われている様な気がして…

自分の中では「(大人になりきれていない、今すぐにでも大人にならないといけない)子供」の部類なのに、

周りから見た自分は「大人(大人でないといけない、大人として振る舞って欲しい)」
なのが、自分は他人から大人のとして見られてるんだ、そして大人の対応をしなきゃいけない…。でも、まだ自分の中では大人になりきれない子供なのに…と言う部分でギャップを感じて、

他人から見えてる自分と、
自分から見えてる自分に、

差を感じていて辛くて、仕方ない。

本当は、
自分の中で、「大人になる為」の段階…グラデーション並にゆっくりずつ上がっていける段階みたいなものが欲しくて仕方なかった…(階段に空目しそう)

周りの大人「成人だね、明日誕生日を迎えて20歳だから、はいあなたは明日から大人ね?大人の仲間入りじゃんー」

じゃなくて、
なんかもっとこう、蛹の期間と言うか、芋虫から蝶へ変わる時の…

蛹になった状態のまま、蛹の中で蝶になるための羽を作っていく期間
みたいなモノが個人的に欲しかった…。

人間の場合「誕生日迎えた!成人した!今日から大人だね」で終わってしまう。

私はそう言われても、「今日から大人だね!」なんて言われても、全く大人になれた自覚もてなかった…。

なんなら、蛹期間みたいな…そう言う自分の成長というか、自分自身で見ても気づけるくらいの
変化を肌で感じられる様な期間(蛹の中)が欲しかった。

めんどくさいと思われるかもしれないけど、私は大人になる為の準備期間が欲しかった。

白黒じゃなくて、グラデーション感覚で、少しずつ大人への段階を踏んでから変わっていきたかった。(階段に空目しそう)

もっと言うと…
子供と、大人の2つに人を割り振るんじゃなくて

子供と大人の間に
「中人」だとか、そんな概念を作って欲しい…と思ってしまう。

「あっ、中人か…大人になる為に色々頑張ってるんだなぁ…(大人になると言う事を、頑張って自覚しようとしてる期間…)」

急に子供でいる事を取り上げられ、明日から大人ですと言われても、全く自覚できずに、大人になる覚悟とかも浮かんでこなかった。
「え?私誕生日超えた?昨日とさほど変わらないのに、あぁ、もう20…そうなんだ、え、これで大人?大人になった気がしない…よく分からない」
としか、感じなかった。

子供から大人へ変わる期間を可視化して欲しいと言うか…可視化したかったと言うか…もっと目に見えて分かりやすくして欲しいと思ってしまった。


私はそんな蛹の期間が欲しい…


自分のことを大人になりきれていない「大人になれない子供」だと思っているから、大人相応の対応を求められると、他人から見えている自己と、
自分が見ている自己の、認識の違いという、ギャップを感じて苦しくて仕方ない

ワガママなのだろうけど、子供でいる事を取り上げられてしまった気がして…
責任を持ちたく無いから大人になりたく無いんじゃなくて、
どちらかと言うと、大人として自分が振る舞っていけるか…凄く自信が無かったから。

それでも年齢が上がっていくごとに
歳相応の対応を、人から求めらだされるのが、怖くて仕方ない。

自分の中では、大人になりきれていない『子供』の認識なのに

周りから見た私は、
年齢が20以上だから、大人だよね?
で対応されて済まされてしまう。

そんな、
自分自身を大人になりきれない、成長できない子供だと(大人)自己と、

他人から求められ始める
「大人」と言う像

のギャップが埋まらなくて…苦しくなってしまう。


誰かが、19だから不安なんだよだとか、20なったらそんな不安な気持ちも吹き飛ぶよ!なんて言ってたけど、
そんな事なかった…。

私の場合年齢が上がる事に
大人になれないのに、子供でもいられない自分に対して、もっと不安を抱える様になっていた。

元々大人の接するのが苦手な子供だった事もあり、これからもっと年齢が上がっていて、同年代(見た目大人)と絡めるのか…絡み出すのも恐怖で仕方ない。

自分の中で、自分の精神年齢は小5くらいでも止まってると思ってしまう。

でも周りに「大人でしょ?」と言う事を指摘され始めて
「あ、…私成人してるんだった…」と我に返って怖くなる…

これからもそう言う、自分の思っている自分像と、他人から見た自分像のギャップで辛くなるんだろうなと思うと…
生きづらい…

こう言った気持ちを、無理やり前向きに捉えた場合、
『子供の気持ちが分かる大人』『子供に寄り添える大人』
として生きていくほか無いのだろうか。

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