記事一覧
アロマンティックによる浅井リョウ「正欲」感想
共感のコンボを受けたと思いきや、多視点の語りによって、私自身の驕りまで洗い出される本だった。
よかった~~!の感覚をしっかり見つめたくて、note にまとめてみた。
以下ネタバレ満載ですので、未読の方はご注意下さい。
異性への恋愛感情が前提の世界で
まずは、語り手のひとりである夏月から見ていきたい。彼女は水に性的に興奮するという特殊性癖をひた隠しにしながら寝具販売店に勤めている。
とかく夏月視
映画「そばかす」感想
先日、ずっと観たかった「そばかす」が私の地域でも公開されたので駆けつけた。
とてもよかった~~!の情熱のまま感想を打ち込んでいる。台詞や細部が間違っているかもしれない。
・好きな映画と世間
序盤から、意図せずして合コンに巻き込まれる主人公・佳純。恋愛をするぞという独特の空気感がありありと感じられてしんどかったのだけど、セクシャリティと別の部分でも苦かった。
それは、「デートどこ行くの?」「
アロマンティック・アセクシャル自認の過程
始まりはこちらのツイートだった。
"性別に関係なく他人との接触や接触を想起させる雰囲気が苦手で、恋愛対象として見られたり性的アピールを感じると気持ち悪くて(いわゆる「生理的に無理」)その場から消えたくなるの、ただの潔癖症だと思ってたけどアセクシャルやノンセクシャルって認識の仕方もあるのかと今さら気付いた👶"
本来であれば元ツイのリンクを貼るべきところだけど、アカウントごと削除されたのか見つけ