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小説「木曜日にはココアを」感想

青山美智子さんのこちらの本を読みました。
二回読みました。
恥ずかしながら、一回読んだだけでは人物相関が分かんなかったからです。

娘に借りて読んだのですが、連作短編なんですね。

川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。
マーブル・カフェの店長さん、そこに通うお客さん、お客さんのお友達・・・など、ちょっとずつ登場人物が全部つながってるんです。

「奇跡」くらいつながっている物語。
日本とオーストラリアが舞台です。
優しい人たちのやさしい物語でした。

本の表紙に「わたしたちは、知らないうちに誰かを救っているーーー」
と、ありますが、本当にこんなことがあったらいいなぁと思うし、この世の中に無駄なことってないんだな、と思いました。

「あなた」に言った言葉なのに、巡りめぐって知らない誰かの大事な決断を、「良い方向へ」
導くんだ!と、すごい話だなぁと思いました。

読み終わったあとは、「もうっ!あなた達ってば、 私がどうにかしてあげたい!」って思います笑(お節介したい!)

うーん! いいお話でした。

しかし、小6で読めるんだ!
と、ほえーと思いました。けっこう大人っぽい話なのに。
娘もお友達にオススメされたそうです。
これ意味分かるの?と余計なこと聞いてみたくなります。聞かないけど。
「ロリキート」、「ジャカランダ」知らなかったので調べました。

この前読んだ本も連作短編集だったから、流行ってるんでしょうか。
それともたまたま?
いろんな視点からの物語が面白かったです。

近所にこんな素敵な喫茶店があったら、私もココアを飲みながら読書したいなぁと思いました。

最近、喫茶店って少ないですよね。 
昔ながらの純喫茶は憧れますが、常連さんばっかりな予感がして入れません。

そして、この本の続編を借りたので読んでみます。
娘からは「一日で読んだ方がいいよ。」と言われました・・・ はい。そうします。


↓は、人物相関図です。
ネタバレになるから、見たくない方はご遠慮くださいー






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書かないと理解できない…

「マスター」と「Pちゃん」の話が読んでみたいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます✨

























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