![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/123471543/rectangle_large_type_2_566640a745b12e8361f00c0313dfd19e.png?width=1200)
小説「木曜日にはココアを」感想
青山美智子さんのこちらの本を読みました。
二回読みました。
恥ずかしながら、一回読んだだけでは人物相関が分かんなかったからです。
娘に借りて読んだのですが、連作短編なんですね。
川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。
マーブル・カフェの店長さん、そこに通うお客さん、お客さんのお友達・・・など、ちょっとずつ登場人物が全部つながってるんです。
「奇跡」くらいつながっている物語。
日本とオーストラリアが舞台です。
優しい人たちのやさしい物語でした。
本の表紙に「わたしたちは、知らないうちに誰かを救っているーーー」
と、ありますが、本当にこんなことがあったらいいなぁと思うし、この世の中に無駄なことってないんだな、と思いました。
「あなた」に言った言葉なのに、巡りめぐって知らない誰かの大事な決断を、「良い方向へ」
導くんだ!と、すごい話だなぁと思いました。
読み終わったあとは、「もうっ!あなた達ってば、 私がどうにかしてあげたい!」って思います笑(お節介したい!)
うーん! いいお話でした。
しかし、小6で読めるんだ!
と、ほえーと思いました。けっこう大人っぽい話なのに。
娘もお友達にオススメされたそうです。
これ意味分かるの?と余計なこと聞いてみたくなります。聞かないけど。
「ロリキート」、「ジャカランダ」知らなかったので調べました。
この前読んだ本も連作短編集だったから、流行ってるんでしょうか。
それともたまたま?
いろんな視点からの物語が面白かったです。
近所にこんな素敵な喫茶店があったら、私もココアを飲みながら読書したいなぁと思いました。
最近、喫茶店って少ないですよね。
昔ながらの純喫茶は憧れますが、常連さんばっかりな予感がして入れません。
そして、この本の続編を借りたので読んでみます。
娘からは「一日で読んだ方がいいよ。」と言われました・・・ はい。そうします。
↓は、人物相関図です。
ネタバレになるから、見たくない方はご遠慮くださいー
✳️✳️✳️✳️✳️✳️✳️✳️✳️✳️✳️✳️✳️✳️✳️✳️✳️
![](https://assets.st-note.com/img/1701612579794-8xcSCvjq54.jpg?width=1200)
「マスター」と「Pちゃん」の話が読んでみたいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます✨
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?