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松苗あけみ 原画展
「松苗あけみ 原画展」へ行ってきました。
小学生の頃から好きだった漫画家さん。
人物もかわいいですが、デザイン画のような背景の花や、装飾品が美しく描かれていて、いつまでも見ていられます。
![](https://assets.st-note.com/img/1721011422851-UonNblLsWf.jpg?width=800)
「ぶ〜け」という月刊誌によく連載をされていて、毎月楽しみにしていました。
こんなに画力の高い漫画家さんなのに、周りに知っている人があんまりいなくて残念です。
ちょっとギャグ寄りのお話、ぶっ飛んだ設定だから読む人を選ぶのかなぁと思います。
結構重い内容も、登場人物たちの軽薄さでサラーっと読ませてくれるので、当時言葉の意味が分かっていませんでした。
松苗あけみ先生の代表作といえば、「純情クレイジーフルーツ」が有名ですが、私は「HUSH」と、「ロマンスの王国」が好きです。
とくに、「ロマンスの王国」という短編の「お嬢さん、お手柔らかに…」という話が好きです。
女子大生のトレンディーな生態の話(なんじゃそら)なんですが、当時小学生だった私はこれを読んで、「大人のオンナだ!」と、いろいろ刺激を受けました。
登場人物の名前が、夕夜、真昼、朝美、月末先生(つきすえせんせい)、江分利出(えぶりで)くん
「江分利出(えぶりで)」という名字がこの日本に存在するのか知りませんが、、
あと、何度もいいますが、絵が好きです。
華やかで、主線が茶色(?)なので、クッキリしていなくて、淡くて柔かい感じです。
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![](https://assets.st-note.com/img/1721012193311-RiZpfla8q6.jpg?width=800)
日本画の琳派のような花や植物、装飾品の絵にうっとりします。当時、よく「ぶ〜け」の表紙を描いていらして、「ぶ〜け」はA5サイズなので小さくて分厚く松苗先生のキレイな絵で目立っていました。休刊になってしまって悲しいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1721012501087-jhpnUSq1HW.jpg?width=800)
八重子、花苗、つぼみちゃん
そして、原画展の開催場所「北九州漫画ミュージアム」が、すごい楽しかったのでまた行きたいです✨
入場料だけで、7万冊の蔵書から漫画が探せます。
読み放題です。
私たち家族のためにあるようなところで、各自、お気に入り漫画をずっと読んでいました。
(おしまい)
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