私にはムリだなぁと思うこと
先日聞いた話なんですけど、友達がカフェでランチしていたとき、オーダーのドリンクがなかなか来なくて、お店の方がちょっともたついていたそうなんですね。
その日はお客さんが多くて、友達も「しょうがないな…」と、思ったそうなんですが、お会計のとき、「不手際があってすみません。
タイミーの者でして…」と言われたそうです。（↑又聞きなんで、ほんとはこんなふうに言ってないかもしれません）
しかも！タイミーの人は60歳くらいのおじさんだったそう。
そのカフェは、私も行ったことあって、テーブル席３つ、カウンター席４つの小さなカフェです。いつもはオーナーさんと、スタッフの２人でまわしてらっしゃいます。
何が驚いたかって、こんな身近でタイミーが活躍していたことです。
「スキマバイト」で有名なタイミー。
CMの橋本環奈ちゃんかわいいですね。
やったことないけど、「履歴書いらない」「面接いらない」「早いものがち」なタイミー。
すごい時代だな、と他人事のように感じていましたが、60歳くらいのおじさんも活用されているんだとびっくりしました😳
フットワーク軽く、サクッと空いた時間にタイミーでバイト。
なかなかイカしたおじさんです。
私もスキマ時間に、もう少しお小遣い稼げたらいいな、と思います。
しかし、ちょっと待ってください。
毎回バイト先が違うって、大変に思わないんですか？
思わないからタイミーしとんのじゃ！って言われたらそれまでですが、私は無理です。。。
タイミーをディスりたいわけじゃないので、誤解しないでください。
人には向き不向きがあるので、私にはできないなぁと思っただけです。
それはですね、タイミーじゃないけど、昔からある「日雇いバイト」に悲しい思い出があるからです。
学生の頃、「グッドウィ◯」という日雇い会社に登録して、２回ほど日雇いバイトを経験したことがあります。
今は知りませんが、日雇いって基本的に現地集合、現地解散なんです。1個めは、「餃子工場」のバイトでした。
「行き」は、グッドウィ◯の事務所に集まって、ハイエースで工場まで連れて行ってくれました。
そして仕事は、ベルトコンベアから流れてくる、餃子の見守りです。
パック詰めされた餃子を目視で確認、形が崩れた餃子を弾く、という簡単な作業でした。
今思えば超絶ラクなバイトですが、説明もそこそこに、いきなりベルトコンベアの前に連れてこられ、半分くらいしか理解してないのに、餃子は流れてくるわけですよ。
一人ぼっちだし、工場の方からは「おねぇちゃん！ ほら！こっち！」と、名前も呼んでもらえず、しかも「おねえちゃん」はたくさんいて、誰を呼んでいるか分からないし…
窓もない、ただ機械の音だけが響く工場の中で、ひたすら餃子の見張りをするという、好きでもない仕事にだんだん悲しくなってきて、
(もう餃子の見張りの日雇いは辞めよう…)と、心に決めたのでした。
帰りは泣きながら、当時は彼だった今の主人に電話して、迎えに来てもらいました。
今だにその餃子は健在で、スーパーで見かけると、悲しい気持ちになります。
(今は笑い話のネタになりました)
２個目の日雇いは、お金持ちの家の引っ越しの梱包作業でした。作業自体は楽しかったんですが、バイトリーダーがこわい人で、末端の私には辛く当たられて、悲しい気持ちになりました。
生涯でたった２回しか経験していませんが、２回ともいい思い出がないので、私に日雇いは
向いてないと思います。
カイジの世界のようでした…（大げさ）
だから、タイミーも無理かも…と思います。
でも私の友達は、2〜3年ごとにパート先を変えて仕事をしているので、一つの所に留まらず、いろいろ経験するのが好きな人もいます。
(友達は「私、飽きっぽいんだよね〜」と、言っていました)
ほんとに人それぞれです。
私は何回も言ってますがビビリなので、臨機応変に対応するのが、苦手なんだと思います。
こんな身近に、タイミーが活躍していて驚いたけど、私にタイミーは無理だなぁという話でした。
(おしまい)
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