【大変だった・・引っ越し準備】10年前には名前も知らなかった国に移住することになった話⑨
こんにちは。きなこです。
国際結婚を機に、10年前には名前も知らなかった国「スロベニア」に移住することを決めました。
さて、4月、5月は引っ越しの準備に追われていました・・・。
そして、ようやく昨日片づけの目途が立ちました。
せっかく大変な思いをして片づけをしたので、記録を残していきます。
私は、「①今のアパート」→「②実家に滞在（2週間）」→「③スロベニアへ渡航」の順で計画しています。
まずは、今のアパートから実家に移る前に、すべての家具・家電を処分し、物を最低限（段ボール3つ分くらい）にしなければいけません。
これがなかなか大変でした・・・。
我が家にあった家具家電一覧は以下の通り。
・ベッド
・テレビ台（棚付き、とても大きい）
・テレビ
・本棚（大きい）
・ダイニング机・椅子・ベンチ
・作業用机（大きい）×2
・冷蔵後
・洗濯機
・電子レンジ
・IHクッキングヒーター
・掃除機
・アイロン、アイロン台
・オイルヒーター
・衣装棚×2
これらすべてを計画的に処分しなければいけません。
大変なポイントはいろいろありました。
【大変ポイント① 処分する計画を立てる】
家具家電を処分しようにも、冷蔵庫や洗濯機なしで1か月生活するのはきついものがあります。ということで、まずは実家への引っ越しを逆算して、処分するための計画を立てました。
①職場の退職日を決める
②実家に引っ越す日を決める
③引っ越す日の1週間前まで必要な最低限の家具家電を考える
→洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、IH、衣装棚1つ、机1つ
④必要最低限以外の家具家電の処分方法を考える
→リサイクルショップに売る？実家にあげる？粗大ごみ？
⑤処分できるものから順に処分する
→多少不便でも気にしないことが重要。
⑥引っ越し1週間前にリサイクルショップの出張買取に来てもらう
⑦実家にひきあげるまでの1週間はサバイバル生活をする←今ここ
計画を立てたら、あとは実行するのみ！
・・・と思ったのですが、全然うまくいきませんでした。
【大変ポイント② ゴミに出せない】
さて、捨てられるものからどんどん捨てよう、処分しよう、と思っても、なかなかうまくいきませんでした。
＜理由① 粗大ごみを捨てるにはに立ち合いが必要（私が住んでいる自治体の場合）＞
→粗大ごみを出すために有休をとらないといけない！！え～ん💦
（しかも、粗大ごみの予約が混雑していてなかなかとれないのです。）
そのため、「なるべく粗大ごみにはしたくない！」「分解できるものは分解して燃えないゴミや燃えるゴミに出すんだ！」と意気込みましたが・・・
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＜理由② 燃えないゴミの収集日が月に1回しかない（私が住んでいる自治体の場合）＞
→4月と5月でチャンスが2回しかない。
このチャンスを逃したら、大変なことになります。私の住んでいる自治体は、燃えないゴミの日が月曜日でしたので、前日の日曜日は、「どこかに燃えないゴミ（候補）はないか」と家中探し回っていました。
しかし、たとえ見つけたとしても・・・
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＜理由③ 分解できない＞
→例えば、物干しざおや、突っ張り棒。1m50cm以下なら燃えないゴミに捨てられるが、どうやって切断するんだよ～泣
と、最初はあきらめモードでした。
しかし、最後の最後にダメ元で「なんでも切れるのこぎり」なるものを購入。
ベランダで汗だくになりながら、なんとか切断しました。
また、衣装棚も10個くらいに切断し、燃えるゴミに捨てることができました。
パンちゃんだったら余裕だっただろうが、力のない私にはのこぎりで金属の棒やら棚やらを切断するのはかなりきつかったです。
＜理由④＞車がない
→クリーンセンターやリサイクルショップにもっていくことができない。ゴミの収集スケジュールに振り回される。
車があれば、土日にクリーンセンターやリサイクルショップに搬入することも可能ですが、我が家は車がない！
平日のゴミの収集スケジュールに合わせて物がどんどんなくなっていく。不便極まりないが、もう仕方がありません。
【大変ポイント③ リサイクルショップに買い取ってもらえない場合がある】
私たちは2年半くらい前に同棲をはじめたので、家具家電はその時に一式買いそろえました。
そのため、まだまだ使える家具家電も多く、それらは、ゴミに出すよりは「できれば売りたい（お金のためというよりも、ゴミにするのに抵抗がある）」と考えていました。
そこで、リサイクルショップに電話をしてみて、「こういう物は売れますか？」と聞いてみました。
しかし、どのリサイクルショップの回答も、「その場で状態を見てから判断しますので、なんとも言えません」とのこと。
そりゃそうなんだけどさ。
リサイクルショップでもし売れないなら、ゴミにしないといけない。
でも、ゴミにするなら、ゴミの日のスケジュールがぁぁ、、、ということで結構悩みました。
結局、型式や製造年月日等、傷などを確認して、
・冷蔵庫
・電子レンジ
・IHクッキングヒーター
・洗濯機
・ダイニングテーブル＆椅子
・作業机（ゲーミングチェア）
・テレビ
・衣装棚
・体重計
・シーリングライト
・オイルヒーター
は売れるのではないかと予想し、ゴミには出しませんでした。
（ベッドや本棚やテレビ台は実家が引き取ってくれました）
ただし、リサイクルショップの出張買取の予約日によっては、生活に必要な家具家電なしで生活する期間が長く生まれてしまい、大変不便な生活を強いられることになります 笑
また、一番大変だったのが、洗濯機です。
うちで使用していたのは、乾燥機能はないが、ドラム式の洗濯機。重量も結構重かったのです（70kg程度）
リサイクルショップに電話をしてみた際に、「ドラム式洗濯機は買取対象ですか？」と聞いてみたところ、、
A社「買取対象ですが、1階まではご自身でおろしてください。」
※我が家はメゾネットの2階。
B社「ドラム式の洗濯機は、買取していません」
C社「出張買取していません」
なんとまぁ。そもそも買取対象ではない会社があることは驚きでした。
仕方なく、1階まで下せば買取対象というA社にお願いしました。
【大変ポイント④ 1階まで下せない】
さて、70kgもある洗濯機をどうやって1階まで下せばいいのでしょうか？
私1人では到底無理です。
知り合いに頼むにしても、万が一怪我をさせたり、アパートの壁等を傷つけてしまったときに問題になると思い、これはやめました。
結局頼んだのは「便利屋」。全国展開している便利屋さんにお願いしました。
便利屋を使うのは初めてだったので、少しだけ抵抗がありましたが、お電話口の方はとても親切で、まずは見積りに来てくれるとのこと。
私からの依頼は以下のとおり。
①洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、衣装ケースを1階（玄関）までおろしてほしい
②机を分解してほしい。
②シーリングライトを外してほしい。
実際に見積り（アパートに来てもらった）をお願いしたところ、以下のようになりました。
①洗濯機は重く、壁、床を傷つける可能性があるため、養生が必要。
②作業は1時間～1時間半程度。
③作業料金＋養生代で合計18000円程度かかる。
とのことでした。正直、最初は、「えー18000円。。。高いなあ」なんて思ってしまいましたが、
2人のスタッフに出張で来てもらうので、実質3時間くらい拘束してしまうなら、仕方がないな、と。
しかも、洗濯機については、とても素人では手に負えないものなので、ここはプロに頼るしかありません。
実際に、当日来てくれたスタッフの様子を見ていると、「これはプロに頼んで正解だった・・・！」と思いました。
洗濯機は重く、専用のシートや養生をしないと、絶対に床を傷つけてしまいます。引っ越し作業に慣れているスタッフさんですら、かなり大変そうでした。
しかも階段は狭いため、2人で作業するのが限界のスペース。
これは素人では絶対に無理だった、と実感しました。
結局、スタッフさんが汗をかきながら急いで作業をしてくれたため、1時間で作業は完了。
料金は見積り（18000円）よりも安い14300円でした。
便利屋さん、お世話になりました。ありがとうございました。
余談ですが、父にドラム式の洗濯機は買取対象ではないリサイクルショップがあることや、1階まで自分でおろせない旨を相談すると、
「後先考えずにドラム式を買うからだ。笑」
と冗談交じりに言われましたが、
私としては「いや、私がそんなに後先考えられる人だったら、そもそもスロベニアに行かないぞ？？？？？？」と心の中で思ってしまったのでした笑
【出張買取に来てもらう】
結局、ドラム式も買取対象だというA社に出張買取を依頼。
実家に引っ越す１週間前に買い取りの予約が取れました。
当日は、リサイクルショップのスタッフが家まで来て、家具家電の写真をとり、査定のスタッフへ写真を送信。
10分～15分で査定結果がでるとのこと。
査定結果は、、、
・冷蔵庫 500円
・洗濯機 5000円
・電子レンジ 3000円
・衣装棚 500円
・ゲーミングチェア 0円
・シーリングライト 0円
・テレビ 10000円
・IHクッキングヒーター 1500円
・体重計 0円
・ダイニングテーブル＆机 1000円
合計10点 21500円 ＋20％UPサービス ＝25800円
25800円でした。
高いか安いか、正直全然わからないのですが、個人的には、
「処分するのが大変なものを一度に引き取ってくれた」
「まだ使えるものがゴミにならずに済んだ」
という気持ちが大きく、総じてよかったと思っています。
【おわりに】
リサイクルショップの出張買取をもって、家の片づけは一段落し、あとは布団やら、お風呂にあったものやら、不要なタオルやら、、、もったいないけど、ありとあらゆるものを処分しました。
正直、この1か月は家を片づけることで頭がいっぱいで、、、
ようやく明日実家へ引っ越せます。。。よかった。。。
通常の引っ越しであれば、次の家があるので、ある程度のものはそのまま持っていくかと思います。
海外移住だとそういうわけにはいかず、「遠方への引っ越しって大変なんだなあ」と実感したきなこなのでした。。
最後に、きなこの心の声。
「もう引っ越しはしたくない！」
以上でございます。
お読みいただきありがとうございました。
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