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イベントストーリー7『悲しき因果の戦空~嵐王空賊団強襲~』後編

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数年間、消息を絶っていた嵐王空賊団が突如活動を再開した。
空賊を束ねるエウリア・ガガンは自らの欲するものを手に入れる為、魔界の超人、魔星獣ペンターゴンと取引をする。
ガガンがペンターゴンから渡された青龍宝は、力を何倍にも増幅させる代償として、使う者の命を徐々に蝕み、やがては死に至らしめるという。

一方、嵐王空賊団を前にして応戦態勢に入っていたサーシャたち。
ルミナスの話によると、嵐王空賊団の団長であるガガンは、凛華のエウリア・アリスの母親であるらしいのだが……。


ヘルバード
「空賊どもめ。騒がしい。」

ヘルバード
「この空域には我、ガルダ国の重要な研究施設も多い。そろそろ活動を止めてもらおうかの。」

ゴゴゴッ!ドドドドッ!!飛来音と銃声が鳴り響く

ヘルバード
「どうしたっ!何事だっ!?」

ガルダ国兵士
「空賊が単機で急接近してきますっ!!・・・ぶつかりますっ!!」

ドッガガガガガガ!!!

ヘルバード
「ぐがっ、・・・損傷状況を報告せよっ!」

甲板に一人の女性が飛び移ってくる

エウリア・ガガン
「やっと見つけたぞ!!ヘルバードッ!!!」

ヘルバード
「未知。」

ヘルバード
「誰だ!?ガルダ国の輝空挺だと知っての行いか!ただでは済まんぞ!」

エウリア・ガガン
「嵐王空賊団、団長!!エウリア・ガガン!!お前の首とガルミナ薬の解毒剤を奪いにきたっ!!」

ヘルバード
「ガルミナ薬、エウリア・ガガン・・・!?」

ヘルバード
「なるほど・・・アリスの母親か。」

ヘルバード
「あの薬は《過去の記憶を消す》。そしてアリスはその被験者の一人だったな。」

ヘルバード
「はっはっはっ!!しかし、そんなアリスの母親と偶然にも出くわす事になろうとはな。」

エウリア・ガガン
「偶然だと!マヌケな事を。」

エウリア・ガガン
「この空域にお前がいる事を知り、騒ぎ立てていたのだっ!!そうする事でお前が出てくるだろうと思ってな!!」

エウリア・ガガン
「早く解毒剤を渡した方が良いぞ。魔石の力でワタシの力は何倍にも増している!!」

ヘルバード
「解毒剤か。我を倒せたら考えてやろう。」

ヘルバード
「皆の者!!この無法者を始末せよっ!!」



ビーービーーービーーーービーーーーッ!!(輝空挺内に警報音が鳴り響く)

左舷後方よりガルダ国と思われる輝空挺出現!!攻撃を受けています!!

サーシャ
「空賊の次はガルダ国だとっ!この空域に何があるというのだっ!!」

ルミナス
「暗黒艇団の機影も確認されたみたいっ!!」

サーシャ
「ヘルバードか。厄介なやつも出てきたな。。。」

サーシャ
「艦内団員に告ぐ!空賊、ガルダ国ともに敵とみなし、反撃せよっ!!」



前編でもそうだったのですが、基本的に「輝竜艇」と表記される乗り物が、今回は「輝空挺」となっていますね。
サーシャのセリフから察するに、メインキャラ以外の団員たちも大勢いると思われますが、ストーリーに出てこなくても、主人公たちの輝竜艇に参加しているとされているキャラクターも多くいます。

エウリア・ガガンはヘルバードの討伐とガルミナ薬の解毒剤の入手の為、ヘルバードに直接対決を挑みます。
ストーリー上では「ガルミナ薬」ですが、ガガンのプロフィールでは「ガミナル薬」。どちらが正しいのかは不明です。
また、解毒剤が本当に存在するのかも謎のままであり、ガルダ国との戦いが終結して、薬の開発者だったジェリスが味方側になっても、アリスの記憶は戻っていない様子です。
今回のストーリーの結末も描写されていないのですが、ガガンは青龍宝の副作用を受けているため、ヘルバードを取り逃し、力尽きてしまったのかもしれません。


イベントの途中で、稀聖獣『キンターマン』がレアなレイドボスとして登場。
まるで、ペンターゴンのレアバージョンのような位置づけですね。


ちょうどイベント期間中に、お知らせ欄で凛華のリリアーナのサプライズバースデーが催されていました。


更には、第一回目のフェアリス速報でもリリアーナが紹介されています。




凛華スキルではフェアリスの力を発揮させている辺り、親和性もあるのかも……。
同じ風属性でもあります。


イベントの交換所で貰えたSRユニットのゴルディアもまた、空賊でした。


財宝荒らしの黒空賊『ゴルディア』。
空賊の中でも力は弱いが、ずる賢さは天下一品……とのこと。
お知らせ欄のセリフや、プロフィールから察するに、嵐王空賊団が引き起こした争いに乗じて財宝を搔っ攫っている、他の空賊である模様。
(あるいは、嵐の名を冠する空賊に対し、こちらは「荒らし」の異名を持っているという対比にもなっている……かも?)

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