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イベントストーリー1『迎春猿神決戦』

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ラスドラにおける、一番最初のイベントストーリー。
冒頭の会話から察するに、時系列としては、オープニングストーリーと、メインストーリーの第一章の合間に起こった出来事かも?
内容は事件の発端のみが描かれ、一話のみで続きのストーリーは無く、最初期のイベントストーリーはこの形式でした。


主人公達の輝竜艇が険しい山岳地帯へ差し掛かった頃、サーシャが話しかけてきた。

サーシャ
「主人公、これからよろしくな!
ところでお前、鍛錬は好きか?」

フェアリス
「いきなり出た~♪
さっすが、サーシャは剣術バカだね~!!」

サーシャ
「フェアリス!!!」

フェアリス
「わわわ!!ごっ ごめん~」

サーシャ
「主人公とリリィはガルダ国から逃れ、これからは私達と冒険するんだ。」

サーシャ
「今よりも、もっと強くならないとな。共に研鑽を積もう!」

ルミナス
「わあ、サーシャと修行するの?
サーシャは厳しいから気をつけてねっ。」

ルミナス
「修行と言えば、このあたりの山には武の神様の伝承があるよっ!」

ルミナスは『十二麓神』の伝承を語る。
人里離れた山岳に武を追及する神々が住み、
一年に一度たわむれに外の世界を巡るのだという。

フェアリス
「あっ!?そういえば新聞に
『凶暴!謎のサル娘大暴れ!』って書いてたけど、
アレってもしかして神様なのかな~」

ルミナス
「きっとそうねっ。もしかすると彼女、人間と遊びたいけど力が強すぎるのかも」

サーシャ
「せっかくの機会だ。武神との実戦で鍛錬といこうじゃないか!
さあ行くぞ!!」


…いっぽうその頃

チェリッシュ
「おサルさーん!おーい!どこに行ったのー?
バナナあげるから出ておいでよー!……」

チェリッシュ
「また消えちゃったー。すばしっこいなー…」

……

………(ガサガサッ)

ハヌマーヤ
「もう!しつこかったな~
あたし神さまなんだから、サーカスの猿みたいに扱わないでほしいなあ」

ハヌマーヤ
「それよりも…
そろそろ強いヤツと遊べないと退屈で死んじゃうよ~!
本気出せる強い人間はいないかな??」

強大な力を持つ猿の武神・ハヌマーヤ。
果たして主人公達は彼女のお眼鏡にかない、
対等な相手として戦えるだろうか!?



初のレイドイベントである、『迎春猿神決戦』。
このイベントが始まったのは、2016年1月20日、ラスドラのサービス開始と同日でした。



初日でありながら、「いつもご利用いただきまして」……
同日のリリース開始のお知らせがこちら。


ハヌマーヤはこのイベントの報酬ユニットでもあり、
その詳細がこちら。


大逆無道の猿玄皇『ハヌマーヤ』。
インドの神話に登場するハヌマーンと、西遊記でお馴染みの斉天大聖(孫悟空)がモチーフになっている模様。
ストーリー中でも言及されていましたが、「十二麓神」なる存在が示唆されていますね。
ハヌマーヤは干支の申年にちなんだキャラクターでしたので、「十二麓神」のモチーフになっているのも干支であると思われます。
ただ、ラスドラは、毎年1月か2月のイベントで干支に関連する新キャラクターが登場するのが恒例となっていましたが、この「十二麓神」の一員であることが明言されているのは、ハヌマーヤのみ。
当初は、異なる干支の神々が毎年登場する構想があったのかもしれませんね。

また、ストーリーには登場しませんが、ハヌマーヤに関連するユニットとして、
放蕩の猿王『ハヌマリー』というキャラクターも存在します。


外見はハヌマーヤの差分衣装のようにも見えます。
ハヌマーヤの手下でありながら、「とりわけ体術に長けている」麓神という記述がハヌマーヤと類似していますが、こちらが持っている棒は如意棒のレプリカとのこと。
(因みに、水属性であるので、レイドバトルにおいては、ハヌマーヤに対して有利な属性……)
ハヌマリーの存在から、「十二麓神」には、それぞれの配下となる麓神が存在している可能性も考えられます。


ストーリー中で登場しているチェリッシュは、このイベントで集めたアイテムで交換できる限定SRユニットでした。
(後に、過去の限定SRの一枚として、入手機会が設けられています)


魅惑の曲芸師『チェリッシュ』。
実はストーリー中で登場した際とは表情が異なります。



ラスドラの場合、メインキャラクター以外で表情差分が存在するのは、珍しかったりします。


まだサービスが始まったばかりで、「リミットブレイク」(限界突破)と通常の強化素材としての使用の違いに対する認識が、ユーザー側に十分に浸透していなかったらしく、交換所に更に追加される……ということもあったそうです。

下段の方にある仕様変更ですが、後のレイドイベントでは、他ユーザーからの救援依頼全てが、初撃の消費BP0になっているので、変更前の方がラスドラユーザーにはお馴染みの仕様となりました。



後のストーリーの描写から、主人公(禁断の一族)はサーシャの鍛錬に付き合うのが日課になっていると思われますが、今回の話がその発端でもあったみたいですね。

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