自衛官候補が発砲!

今朝、岐阜市の日野基本射撃場で18歳の自衛官候補生が小銃を士官に向けて発砲し、2人が死亡した。候補生の生活態度に問題はなかったとのことである。この事件は実弾射撃の訓練中に起きたものであり、犯人は殺人未遂の疑いで現行犯逮捕された。この事件が示したのは、人間は武器を持てば使いたくなってしまうということである。もちろん人に武器を向けることのないように厳しく指導しなければならないが、それでも完全には事件は防げない。もしこの候補生が小銃を持っていなければ、もっと言えば日本に自衛隊がなければこの事件はなかった。この話は国家レベルでも同じである。発砲した自衛官候補生を日本、死亡した士官を周辺諸国に置き換えて考えてみよう。日本は自衛のためという口実で軍拡を続けているが、軍拡を行えば行うほど出来心で他国を攻撃してしまう可能性は高まる。そうなれば犠牲者は2人では済まない。その前に自衛隊を縮小し、周辺諸国を刺激しないようにすべきである。


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