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長年付き合っている文房具への思い。⑫

無印良品/スチール仕切板

無印良品のスチール仕切板、サイズいろいろ。
安くて優秀な仕切板はたくさんあるのですが、「仕事で」「プライベートで」「台所で」「収納で」「本棚で」無印良品のスチール仕切板がいいサイズ感で使えるのです。

前勤務先の会社は細かすぎる備品の管理だったので、整理に使うような備品は決められすぎて具合良く合わせることができませんでした。ということで、使いたい物は個人的に用意していました。
書類の管理が日常業務なのに。棚に合う間仕切りがない。
買いましょう、と向かったのは文房具専門店。綺麗なカラーのフォルムが美しい本立がスラーっと並んでいました。目が欲しくてつい買ってしまいましたが、どうみてもポップ過ぎて職場の書類棚に合わない、とわかります。
次に向かったのが無印良品。収納用品の種類が安くて豊富だったのでどうかなと見ていたら、文房具コーナーにこっそりスチール仕切板が隠れていました。落ち着いたベージュ色、サイズも大・中・小の3種類、適度な重さで置いたら動きにくい。
待っている書類棚はスチール製なので素材がピッタリ、落ち着いたベージュ色は目立たずに仕事してくれそう、管理する書類はサイズも様々でA4からB6まであるとくれば、3種類のサイズの仕切板は会社の書類管理にピッタリ。
まずは会社帰りに大と中のサイズを3セットづつ買って帰り、翌日に会社へ持って
行きました。

こういうものは会社帰りに買ったりしますよね、注文は使わない、それほどじゃない、だって小さい仕切板ですから。
ブックスタンドのサイズ、書類整理のための物。
それなのに、
大と中のサイズを3セットづつの6セットのスチール製品はとても重かったのです。
ペンやノートを持っていく感覚でいた事を、ものすごく後悔しました。
紙袋は破けそうになるし(当時はまだエコバックではない時代)、持ち手を左右に変え、左右の肩に掛け変え、左右の腕に掛け替え。
重かったです。
簡単に考えた自分が甘かった。
持ち歩くことを想像しませんでした。

この後悔はその後の備品買いに活きることになりました。
注文することを覚えたのです。配送してもらう、宅配です。
そして、人に頼む事も覚えました。
総務担当に注文の相談をするようになりました。
すると、それを聞きつけた上司が備品の範囲を広げて解釈してくれたり、場合によっては自腹で買ってくれるようになりました。

本当はよくないです。会社的に。でも当時はそれくらい、という「心意気」が上司のやることのうちの一つでした。
自分のちょっとした改革でした。
あの頃の上司たち、ありがとう!言い分を聞いてもらった事、とても嬉しかったです。

第十二回のnoteです。
スチール仕切板でちょっと成長したお話になりました(なんか違っ💦)。
読んでいただいた方、ありがとうございました。

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